見知らぬ乗客 [Blu-ray]

監督 : アルフレッド・ヒッチコック 
出演 : ファーリー・グレンジャー  ルース・ローマン  ロバート・ウォーカー  レオ・G・キャロル 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135955920

感想・レビュー・書評

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  • 私が初めて観た「ヒッチコック」の映画は
         『見知らぬ乗客』でした。

    懐かしくて、ついついイギリス版(アメリカ版とはラスト・シーンの処理が異なる)を同時収録した特別版DVDを買っちゃったんで、先日、久しぶりに鑑賞。

    ちなみに、本作品は『太陽がいっぱい』と同じく「パトリシア・ハイスミス」の原作です。

    「ガイ」と「ブルーノ」が出会うきっかけとなった列車で足が触れ合うシーンや、瓶底メガネに写る「ブルーノ」の殺すシーン、観客全員が首を左右に振って見入るテニスの試合でただ一人「ブルーノ」の首だけが動かず「ガイ」を見つめているシーン等、映像演出が素晴らしく、いかにも「ヒッチコック」作品って感じです。

    ライター、メガネ、ネクタイピン等の小物も、効果的に使われていて印象に残りますね。

    交換殺人という、非現実的で不自然な設定も、観ていると不自然に感じないのは「ヒッチコック」マジックか。
    久しぶりに他の「ヒッチコック」作品も観たくなっちゃいましたね。

    -----story-------------
    列車の中で、テニス選手の「ガイ」は見知らぬ男に声をかけられる。
    その男「ブルーノ」は、「ガイ」が悪妻「ミリアム」と別れたがって果たせないでいるのを知っていた。
    クリックすると元のサイズで表示します
    そして、一方的に、口うるさい自分の父との交換殺人を持ちかけ、勝手に計画を実行に移してしまう。
    「ガイ」は国会議員「モートン」の娘「アン」と一緒になりたいと思っていた。
    確かに動機は存在するのだ。そして「ブルーノ」は列車内でくすねた彼のライターを"物証"として握っている。
    アリバイも怪しげで、「ブルーノ」の脅迫にビクついていた「ガイ」はいよいよ警察に不信の目でみられるが……。
    -----------------------

    「ヒッチコック」て、自身の作中に登場することで有名ですが、、、
    本作品には、わかりやすいシーンで登場していましたね。
    まっ、体型が特徴的なのも見つけやすい要素のひとつですけどね。

    ちなみに、、、
    「ガイ」の恋人「アン」の妹「バーバラ」役を演じているのは、「ヒッチコック」の愛娘の「パトリシア・ヒッチコック」です。

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    監督: アルフレッド・ヒッチコック
    原作: パトリシア・ハイスミス
    脚本: レイモンド・チャンドラー
        チェンツイ・オルモンド
    撮影: ロバート・バークス
    音楽: ディミトリ・ティオムキン

    出演:
     ファーリー・グレンジャー
     ロバート・ウォーカー
     ルース・ローマン
     レオ・G・キャロル
     パトリシア・ヒッチコック
     ローラ・エリオット
     マリオン・ローン
     ジョナサン・ヘイル

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