万能鑑定士Qの事件簿 II 「万能鑑定士Q」シリーズ (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 前巻からの続き。凛田莉子がどどのようにしてハイパーインフレの事件を起こした犯人を見つけ、日本を救うかという展開。結果として莉子は現在の自分に成長する道を教えてくれた恩人を犯人として告発しなくてはならなくなった。宝くじの当選番号偽造から、ニセ札は番号だけを偽造したものということにたどり着くとはね。

  • 観察眼と知識を組み合わせることで正解を導く探偵役と、個人的には行動力と素直さは認めるけど空回りしがちな一般人のお話。
    この巻で終わるのか? と思ったものの、見事に伏線を回収して終了。呆気なかった、と思う気持ちはあれど、前巻で日本経済がひどいことになったのもさらりと描き始めていたので、お話としてはまとまりを感じる。
    巻末の、各話への案内が心惹かれた。でも刊行順に読みそう。

  • 凛子にとっては
    少し悲しい結果だな

    ちゃんと伏線も回収してて良かったと思う

    でも、ここまで大きな騒ぎになって
    そんな簡単に収まるとは思わないんだけど

    ちょっとぶっとびすぎたかな

  • 事件簿①の続き。

    まさかの真犯人が、お世話になったあの人だったなんて!!
    結末はあっさりしたものだったが、推理の過程で雑学が色々
    知れるところがこの小説の面白いところ。
    紙幣の作り方なんて、まったく興味がなかった分野。
    この本を読んで、紙幣作りの工程や、関わる人たちが厳密な秘密管理を為されていることを知った。
    勉強になった!

  • 慈善活動も大事だけど、その前に最低でも自分や周りの生活は守らないと。ね。
    結局他人を不幸にしたら、今までの慈善活動が全て無駄になってしまうのに。
    策士策に溺れる、じゃないけどさ。

  • 偽札編が解決。
    ちょっと意外な展開だったけどすっきり解決したかんじ。

  • ちゃんと終わってた…安心した(笑)

    次の話もゆるゆる読んでいこうかなと思います

  • なんだか推理はおもいしろいのに、
    そっちの方向へ進んでいかない。
    ちょっと強引。おもしろいけど。

  • 紙幣の番号の色が2011年に黒から褐色に変わっている。この小説がきっかけだったら、すごいなって、うっすら思いました。
    (実際は番号を使い切ったからみたいですが)

    こう言うことに興味を持って調べて、知識を増やしていくって楽しいなと感じました!

  • Ⅰから続いてさぁどうなる。日本の経済はもう破綻。人々が心までもが貧しくなっていく。もうページが無いけどからのそれで解決?あーなんだか振り回されただけなのね。こんなに日本の政府は駄目じゃないでしょうと思ったけど、以外とこれ以下かも。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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