万能鑑定士Qの事件簿 VIII 「万能鑑定士Q」シリーズ (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • この前フランスに飛んだかと思えば、今回は台湾です。竹富町議員である友人の父を詐欺被害(竹富町の財政破綻に及ぶ)から救うために莉子が一肌脱ぎます。台湾を知り尽くしていないと良くわからないトリックでしたね。詐欺犯があっさりと出頭したのも良くわかりませんでした。12億もあればいくらでも逃げ切れたのにと思ってしまう。

  • 舞台は台湾。海水を淡水に変える画期的な技術の謎を追う。謎の真相に気づく設定は少し無理があるように思われるが、登場人物の魅力とストーリー全体の面白さは定常。

  • 鑑定士が事件を解決する話の9巻。
    地元の議会が詐欺にあい、その犯人を台湾で追い詰める話。物語の途中の謎解きはどれもわかりづらく、最後の解決も唐突なかんじがした。

  • 凛田莉子の人生にとっての大きなテーマである離島の水不足に関わる事件で、舞台は台湾と沖縄になっている。
    関東地方に住んでいると、なんとも実感の無い話ではあるが、このテーマを書きたいが故に凛田莉子のキャラクター設定をしたとも言える。

    トリックの内容は、映像化しても面白いと感じた。

  • Qシリーズは最初から読んできましたが、これは今まででワーストに思えます。

    思いついたトリック と 台湾を舞台に。

    この2点でやっつけた感があります。
    莉子は振り回されすぎだし、不必要な罠(?)も多く、雑で整理しきれていないように感じました。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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