アタック・ザ・ブロック [DVD]

監督 : ジョー・コーニッシュ 
出演 : ジョン・ボヤーガ  ジョディ・ウィッテカー  ルーク・トレッダウェイ  ニック・フロスト  ジャメイン・ハンター 
  • アミューズソフトエンタテインメント
3.41
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本棚登録 : 140
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427654419

感想・レビュー・書評

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  • やっと観れた・・・そして期待を大幅に超える大傑作でした。
    さすがタランティーノと町山さんふたりともが
    この年のベストに入れてるだけはある。
    これはまた語るとだいぶ長くなりますね・・・。

    あんまりこういうことは書きたくないし
    自分の中ではタブーにしてるんだけど、あえて書くと
    ブクログや外部のサイト含め、この映画に低評価をつけてる人は
    的外れなことを言ってる場合が多い気がします。
    現実を見たくないんだかなんなんだか・・・
    「全員死ね」だとか・・・いやはやご立派な考えですこと。
    僕もバイオレンス映画は大好きなんだけど、
    もちろん普段はバイオレンスとは真逆の人間なので
    そこまでの精神的バイオレンスさをよく抱けるなあと。
    それがこの社会の「良い大人」なんでしょうね。
    でもそういう人達はマフィア映画や殺し屋の映画で感動してるんだよね(笑)。
    いったい何が違うんですかね。
    『いけちゃんとぼく』でも観て泣いときゃいいんですよ。


    『アタック・ザ・ブロック』については、関連作品を列挙した方がいいのかもしれません。
    プロデューサーのひとりのエドガー・ライトは『SUPER 8 Mile』つってますがw
    ジャンルでわけて説明します。

    ●アドベンチャー映画
    JJの『SUPER 8』とニック・フロスト&サイモン・ペグの『宇宙人ポール』と
    そしてこの映画は、'80年代スピルバーグ作品の流れにあります。
    少年冒険もの・・・『スタンド・バイ・ミー』とかでもいいかも。
    『8 Mile』はお話にはあまり関係なく、状況と音楽の方。
    そんな「少年SF冒険もの」+『シティ・オブ・ゴッド』というのが
    一番近いかも。

    ●モンスター映画
    モンスター映画ではサイズが重要、と以前から書いてますが改めて書くと
    ・大:『キングコング』『ゴジラ』『パシフィック・リム』等
    ・中:『ジョーズ』『トレマーズ』『グエムル』
    ・小:ゾンビもの、『メルド』
    サイズが小さくなるにつれてジャンルが変わり、
    ガンアクション→バイオレンス映画になります。
    だからこの映画は自ずとバイオレンス映画になる。

    ●英国製映画
    さらにそれプラス、'90年代以降のイギリス映画の流れ。
    ダニー・ボイルの『トレインスポッティング』→『28日後...』
    ガイ・リッチーの『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』
    そして『ディス・イズ・イングランド』。

    ●社会派コメディ
    この映画は英仏合作なんですが、
    フランス映画『最強のふたり』のバンリューのシテ。

    と、列挙したそれぞれのジャンルの作品の流れにあって、
    全てが融合したような作品でした。
    そして、'90年代のしゃらくせえイギリス映画よりも断然おしゃれ。
    音楽が最高。

    この映画を観てなにか引っかかった人で、もし観てなければ
    『シティ・オブ・ゴッド』と『ディス・イズ・イングランド』がお薦めです。

  • DVDにて鑑賞。

    エドガー・ライトが製作に名を連ねていることが日本では話題になっていたので、緩めなコメディ調のSFパニックものかと思いきや、なかなかシリアスな展開だったので驚いた。

    団地という、少年にとってみれば正に自分にとっての「宇宙」に本物のエイリアンが襲来してしまうという設定は非常に面白いと思う。また、自分の「居場所」を探す少年のアイデンティティものとしても素晴らしい。脚本に拍手です。

  • 目が離せない映画ってあるんですね、って思う1本でした。エイリアンものとしても、子どもたちの冒険ものとしてもおもしろかった!最後に少し成長した顔を見せるのも、登場人物同士の年齢構成もばっちりな感じで見れてよかったです。途中何度かびっくりした。見たことのない生物を創造しようとしても、どこかで今いる生物のかけ合わせになりがちだけど、そのかけ合わせ具合がリアルでこんなのいたら怖いなーと思わせるものでしたね。みんな見たらいいのに、と思った1本。

  • 低予算で、エイリアンパニック。
    エイリアンの作りのチープさの見せ方とか
    良く考えて出来てる。

    起承転結は、王道でわかりやすい。

    主人公が少年ギャングってところも、良い。

  • コメディかと思ったら意外とシリアス。刀?持ってバイクに乗るシーンはブラックレインみたいだった。

  • Amazonプライムで鑑賞。主人公役の男性に見覚えがあって、調べるとスターウオーズ新三部作のフィン役の人だった。本作がデビュー作らしい。

  • 低予算SFコメディ。もう何も考えずに笑えた。SFの部分がほぼゴリラスーツに光る牙だけってのにも笑った。

  • 小さなコミュニティを守るために、少年らがエイリアンに対して銃をぶっ放す物語。その銃の所持・利用に現代英国の世相が反映しているのか。あるいは、排他的なコミュニティの有りようはどうか。さらには、エイリアンは何(誰)を表象しているのか。いろいろ思わされる作品である。

  • B級でしょ?と侮った心をひっつかむテンポの良さ。なんで?をきちんと回収してくれる隙のない脚本。団地に住む不良達がエイリアンに立ち向かう話だが闘う場所も団地である。

  • 内容はハイパー薄いけどスリリングだし楽しく見れた。1時間半があっという間ではあった。

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