どこまでやったらクビになるか―サラリーマンのための労働法入門―(新潮新書) [Kindle]
- 新潮社 (2008年7月31日発売)
本棚登録 : 46人
感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (166ページ)
感想・レビュー・書評
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過激な内容を期待したが、地に足ついた現実的なラインでのクビになるかどうかの本。
不倫、経費流用、ブログ、等
どこまでやったらクビになるあるいは休職になるのか最低ラインが記載されていて参考になった。
想像以上に日系企業は労働者に優しい印象を持った。
過激な話ではなく、刺激が薄いため⭐️4詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
職務専念義務とは、社員が仕事をするときに求められる義務で、法律に規定があるわけではありませんが、労働契約というものの性質上、当然に課されるものと考えられています。
権限というのは魔物であり、よほど自分を律する力のある人でなければ、「逸脱」や「濫用」の誘惑にかられてしまうのではないでしょうか。
私は、日本社会は、転勤にいささか寛大すぎるのではないかと思っています。
解雇の脅威を振りかざして仕事をさせるというような会社は、少なくとも日本の優良会社にはまずないでしょう。そんな会社なら優秀な社員はとっとと辞めていくでしょう。
会社が適切な教育訓練をほどこせば改善の見込みがあるという場合には、まずはそうすべきなのであり、会社は解雇を回避するための努力を尽くすべきだとされているのです。
女性が不快感をもてば即セクハラになるというのは間違いです。
正義を国家権力によってエンフォースするのは、本当は最後の手段であるべきです。
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