行きずりの街(新潮文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 失踪した教え子を探すためとはいえ、なんだか行き過ぎている感が否めない。風景描写が多すぎて、マスを埋めるために書いているのかなといらないことまで考えてしまう。波多野の1日の行動範囲が広くて現実感が湧かない上、展開がうまく行き過ぎて、のめり込めなかった。初の志水作品でしたが、自分には合わなかったかな。

  • 志水辰夫の作品を初めて読んだ。ハードボイルドゆえにどうしても物足りなさを感じるのは私だけか?他の作品も読んでみたい。

  • 冴えない教師と思いきや、暴力慣れしてない割に、生死にうろたえない、言葉もたくみ、行動力もある。でも実際には好きになれない人物像。物語としては楽しく読み進めたけど。

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著者プロフィール

1936年、高知県生まれ。雑誌のライターなどを経て、81年『飢えて狼』で小説家デビュー。86年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞、91年『行きずりの街』で日本冒険小説協会大賞、2001年『きのうの空』で柴田錬三郎賞を受賞。2007年、初の時代小説『青に候』刊行、以降、『みのたけの春』(2008年 集英社)『つばくろ越え』(2009年 新潮社)『引かれ者でござい蓬莱屋帳外控』(2010年 新潮社)『夜去り川』(2011年 文藝春秋)『待ち伏せ街道 蓬莱屋帳外控』(2011年新潮社)と時代小説の刊行が続く。

「2019年 『疾れ、新蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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