万能鑑定士Qの推理劇 II [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • ロジカルシンキングで事件を解決する話。
    本編のシリーズと違いがわからない。展開はだいたい同じ。特等添乗員がでてきたくらいか。いつもどおり。

  • Qを閉じてしまう! のはいずれ復活するんだろうな。と読み進めると、そんなことよりも脇役が輝いていた。 オークショニアの若い二人も、統括する40婦人も。主人公はこっちかしらと言わんばかり。

  • シャーロック・ホームズの未公開作品を扱うオークションに隠れた陰謀.

    今回はアレだな.
    冒頭から半分くらいまでのオークション会社の部長女史が
    嫌な奴過ぎたな.
    莉子を馬鹿にした挙句に使えそうだと見ると
    うちの社員になれ.店を畳め.出版関係者と縁を切れ.
    まるでジャイアン.

    ちょこちょこ出てくる特等添乗員αちゃんがまたいい感じ.
    ラジカルシンキングとラテラルシンキング.
    この二人の友情が素敵ですね.

  • シャーロックホームズの未発表作品にまつわる謎に挑みます。やはり、推理劇シリーズになって少し骨太な内容に変わったように思います。

    事件簿シリーズは、凛田莉子や彼女をとりまく登場人物のキャラクターを理解するシリーズで、推理劇シリーズでは、本格ミステリーっぽくしようとしている様にも感じます。
    幅広い間口で読者をつかみ、読者を成長させると共に、本格ミステリーへ誘導しているという裏テーマがあるとすれば、それはそれで面白いと思います。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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