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感想・レビュー・書評
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直木賞受賞作品ということで読んでみました...が、あまり心の琴線に触れるようなものではなかった。
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犯罪をテーマにした中編集…ではあるのだが、辻村深月は辻村深月と言うか何というか、依然として主要なテーマが結婚・妊娠であることに変わりはない。それぞれの作品にそれぞれ異なった妙味があって楽しめるが、「島はぼくらと」で一化けした後を見ているだけに、正直今一つ。
気に入ったのは、「この小説を書いたのは一体誰なんだ?」と思わず頭を抱え込む構成に妙味がある『芹葉大学の夢と殺人』と、クレジットカードの伏線が楽しい『美弥谷団地の逃亡者』。結婚を焦る女性の気持がよく表われた『石蕗南地区の放火』も好き。 -
田舎というほどではない、郊外(サバービア)に住む女性たちの物語。
年齢も状況も別々の物語だが、纏う空気感は似ている。
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