黒猫の三角　Delta in the Darkness Vシリーズ (講談社文庫) [Kindle]

著者 : 森博嗣

• 講談社 (2002年7月15日発売)

感想・レビュー・書評

[フェルトさんの感想 · 2017年8月16日]

　ああ、読んでるうちに思い出してきた。紅子さんて、こんな人だった。

　この頃の森博嗣は、読者に親切だった。

[akira0918さんの感想 · 2013年6月27日]

Vシリーズ第1段。 なるほど、明らかに毛色が違う。別シリーズっていうのはこういうものか。 結局今回も犯人はハズレ。相変わらず騙されに騙されて楽しんでます。 レンちゃんとしこさんは、短篇集のおかげでキャラを知っていたのですんなり入り込めた。他の初登場キャラもいいなぁ。 『新しい知り合いがたくさん出来た』そんな読了後。 これからが楽しみ。 やっぱり紅子さんいい。ちょっと大人な感じで、ハマりそうです。 「貴方につき合ってる暇はないの」

著者プロフィール

工学博士。１９９６年『すべてがＦになる』で第１回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「Ｓ＆Ｍシリーズ」「Ｖシリーズ」（ともに講談社文庫）などのミステリィのほか「Ｗシリーズ」（講談社タイガ）や『スカイ・クロラ』（中公文庫）などのＳＦ作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓　Fool　Lie　Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」