θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ Gシリーズ (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 一番大事な十一個だと思いません?って言葉がよく出てくるなって笑った。

    国枝先生の、彼は宗教的な~の発言が凄く好き。
    他人の内面を推し量る事はできないから事実にのみ着目するのが妥当だと思う。
    それが確実に正確な物であるって前提で、それが違う、根本が間違いって発想が面白いと思った。

    凄く綺麗な仮説だと思った。

  • 個人的に前作より断然すき いや、これはラブちゃんがすきだからなのかも

  • 一作目φとは「空集合」と、国枝先生がつぶやいた。
    θとは「あなたと私の関係」
    シリアルキラーは、一作二作読んだところでまだよくわからないなあ。
    シリアルキラーって言うだけでネタバレかもだけど、それは主観で言ってるし、本当は不明だからまあいいや
    真賀田四季や保呂草さんがちらっと出てきたから目が離せない

    「宗教ってどうして人の命をあんなに軽く扱いのかって考えたことがあるけど」
    「それはそうでしょう。死の恐怖から人を救うために存在する仕組みなんだから、当然ながら、命の軽さを主張する論理になるんじゃない?」

  • 保呂草や、四季など、懐かしい名前に出会った。
    赤柳は過去に「船」で保呂草と会ってる……ということはVシリーズの誰かなのかなあ、なんて具合に少しずつ仕込みがある感じで、その懐かしさが楽しい。

  • 真賀田四季の名前が出てきた.Gシリーズは,S&MやVシリーズと比べて,長編であることがより強く意識されているように思う.要するに,まだ2冊だけではピンと来ないということだ.
    ミステリとしては単純なもので,連続しているかのように「見える」ものが果たして本当に連続しているのかどうか,「見えるものは幻想」という言葉が示す通り,目に見える現象に囚われると真実を見失いかねない,という点をついたものだった.「シリアルキラ」という単語が何度も出たのも,ミスリーディングの手法なのかもしれない.

  • 謎解きが中途半端で、なんともむず痒い感じで読了した。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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