φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE Gシリーズ (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • よくわからなかった

  • 最後までどうなるのか分からなかったけど、今回はうーんという感じかなー。

  • 森博嗣作品、これを1番初めに読んでしまいました。
    本当は『すべてがFになる』から読みたかったのですが、行った古本屋になくて…

    理系の教授だからと構えてなかなか手をつけられなかったのですが、いざ購入し読んでみるとセリフも多くてラノベっぽかったです。
    時系列的にやっぱりFから読みたかった…と後悔。
    新シリーズの導入だからか、真相もあっさりしていて少し残念でした。
    他の作品から順番に読んで、またいつか再読したいです!

  • うーん、理論的に無理な謎解きではないけれどよく分からないが先行してきてしまう

  • 「電話のナンバ」と書いてある後で「電話番号」と書いていたり表記のブレが気になる。

    ”地下百メートルほどひかえ目に言う”などの例えが私には理解できなかった。

    巻末の解説に、~まるで密室に並々ならぬこだわりを持っておられるかのようです。とあるように、「すべてがFになる」然り今作然り、氏の書く作品には密室の状態に特徴があるように思える。

    背表紙ではあたかも西ノ園萌絵が事件を解決していくかのように書かれているが、実際は海月及介ら私立C大学の学生が解決していく。

    氏の作品は「すべてがFになる」しか拝見しておらず次にこの作品を読み始めたためか、この作品は説明がやや投げやりに感じられてしまった。やはり発売順に別のシリーズから読み始めた良かったのだろうか?

    犀川や四季など氏の書くキャラクターは特徴的で印象深く感じられたものだが、今回のキャラクターたちは容疑者や萌絵と比べて印象が薄く感じられた。

    今後彼らの活躍の機会は増えることがあるのだろうか?

  • Wikipediaを参照して先に百年シリーズを読んでしまったけど、モリヒロさんによるとこちらが3シリーズ目だと。
    どの順で読んでも楽しめるけど、全集を最初から読んで作者の心理を追体験するのが好きだから、順番に読みたかった。

    おなじみの出演者が少し年齢を重ねていて懐かしい再会を果たせた。
    サザエさんみたいに年齢が変わらない設定もいいけど、成長していくのも楽しい。
    冒頭から事件が発生し、出演者を把握しているうちに展開して終わった。
    かつてのシリーズで一度だけ出た人がレギュラー出演になってて、芸能界みたいと思った。

  • S&Mシリーズの面々に再会できて嬉しい。萌絵が少し大人になった感じがする。

    海月を犀川先生と同じよう立ち位置に使っているように思うけど、加部谷の立ち振る舞いが微妙。主人公に昇格させられた紫子さんみたいな……。
    続編でどう変わっていくか様子見。

  • 天井からYの字につるされた死体。舞台は密室? ということで興味はそそられた。
    のだけれど、読み始めてすぐに躓きました。
    このシリーズのヒロイン的な存在に当たるのかな、加部谷恵美の喋り方が嫌いです。なぜ語尾を伸ばす、小さい母音を入れるなと言いたい。
    こういう喋り方が大嫌いなので読み進めるのが辛い辛い。
    事件を面白がっているとしか思えない山吹早月もなんだかな。正統派を求めている訳じゃないけど、アクの強めなキャラがシリーズメインだと考えると辛いんです、本当に。
    物語を面白く進めるうえでさまざまな性格を持ったキャラが必要なのは分かるんだけど。

    それで、結局Φってなんだったのでしょうかね?
    解答も海月による考察というカタチでミステリに明確な答えがないのでモヤモヤが残ります。読む人を選びすぎる作品でした。

  • S&Mシリーズ,Vシリーズと比べるとちょっと物足りない.どういう方向性で読者を騙そうか,というスタンスは理解したけど,同じことを繰り返されると飽きてしまうかも.
    登場人物の個性もまだ十分に分からないし,これからを楽しみにしよう.

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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