四季 秋 White Autumn (講談社文庫) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 偶然にもこの本の前に「すべてがFになる」を読み返してた。そしたらよくわかりました。この本を読むためにここまで読んできたんだなー。オールスター祭と言える。

  • S&M、Vシリーズの総おさらいという感じでシリーズすべて読んだ人には納得の一冊でしょう。あー、はやくFをもう一度読みたい。

  • 長崎の事件から3年後かな。西之園萌絵がD1の頃の話。
    犀川が西之園に指輪を渡す。
    四季はキマカジマを脱走するときに7年後に会う場所を指定してた。長崎の事件は犀川が気づいているか確認するためだった。
    四季は娘のクローンを作るために脱走したことがわかる。
    会話がポンポン続いてテンポ良く話が進んでる印象で読みやすかった。

  • 4~6年経過した「Fになる事件」を巡るS&MとVシリーズその後話。萌絵が院生からドクターへ上がり、国枝や保呂草・各務にも変化があった。エンジェルマヌーヴァがまた出てくるとは思わなかった。
    四季の出番は少なかったが、Fになる事件の四季にとっての真相がわかったことが収穫。四季と犀川の関係が気になる展開であった。
    紅子が萌絵に語った「太陽と扇風機」の話が一番心に残った。

  • オールスター戦みたいに,S&MシリーズとVシリーズの登場人物がわいわいしていた.半分ギャグみたいなものだと思いながら読んでいたけど,「すべてがFになる」の,ある意味最大の謎が解き明かされたわけで,そこには得心した.

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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