四季 夏 Red Summer (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「すべてがFになる」までの道のり、保呂草さんの仕事ぶりとその後が垣間見れた。
    四季が創平や紅子、叔父に興味を持ったいきさつも書かれていていろいろ整理されてきた。
    四季は、人の生命や個の尊厳のコントロールに関心があり、データが欲しいし実験したいのかも。
    「統率者がいなくても人はそれぞれ勝手に絡み合い不思議な循環が作られているように見える、それを束ねてコントロールし、同じ方向へ導けば、どれだけのエネルギーが有効になるか」人もデータでありエネルギー、物質や粒子と捉えるところがサイコパスだ。
    いい気になって真似しないよう

  • 「すべてがFになる」をもう一度読み返したくなる。天才の天才による天才のための成長。

  • 真賀田四季がphd取得してちょっとした頃。
    犀川の父親?が出てきた。
    叔父に恋愛感情を抱いてるっぽいんだけど、その理由が読み取れなかった。
    ここで両親を殺したのかな。

  • かなりあっさりと読み終えられる.「すべてがFになる」を読んでいないと,まるで別の物語になってしまいそう.それはそれで面白いかもしれない,時系列通りに物語を読み進めるのも悪くはないと思う(ネタバレに過ぎるが).

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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