Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2012年 11月号 [雑誌]

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感想・レビュー・書評

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  • リーダーシップ特集。
    特に、スティーブ・ジョブズの伝記著者であるウォルター・アイザックソンの記事が面白い。
    あとユニリーバCEOの今後の戦略。「CSV」の観点があって、興味深い。

  • ハーバードビジネスレビュー11月号
    リーダーシップについての特集。各号読み応えのある雑誌。


    メモ
    <ジョブズ>
    フォーカスする。シンプルに、全体に責任を負う、遅れたら巻き返す、利益より製品を優先する、フォーカスグループの言いなりにならない、現実を歪曲する、シグナルを込める、完璧を求める、一流の人材しか受け付けない。じかに会って話し合う、全体と細部の両方をつかむ、人間らしさと科学を結びつける、貪欲であれ、愚直であれ

    ・iPod、iPhone、
    みずから共食いしなければ、他社にしてやられるかもしれない
    ・動機はあくまでも製品であって、利益ではない

    ・現実歪曲フィールド
    不可能を可能にしてしまうのは、不可能と知らないから

    ・私が長年学んできたことは、本当に優秀な人材に恵まれたなら、彼らを甘やかす必要などないということです。
    素晴らしい仕事をするよう期待すれば、それに応えてくれます。

    ・スライドでのプレゼンはご法度。

    <コーヒーブレイクには生産性を押し上げる効果はない>
    調査によれば勤務時間の合間の休憩時間に活力を増大させるためには、仕事に関連した活動をすることが最も効果的である。
    ・休憩中にすべきこと
    何か新しいことを学ぶ
    新しい目標を設定する
    同僚を幸せな気持ちにさせることをする
    フィードバックを求める
    やることリストを作る
    ・すべきでないこと
    カフェイン飲料を飲む
    誰かと共通の関心事について話す
    音楽を聞く
    ネットサーフィンをする

    <会話力が俊敏な組織をつくる>
    一方的にメッセージをばらまくのは時代遅れなやり方で、誠実で開かれた社内コミュニケーションが必要。親密性、双方向性、包括性、意図性の4要素を考えるべき。
    親密性:信頼の獲得、傾聴、個人としての関わり
    双方向性:ツールを使う(チャットのようなものなど)トップが率先して行う
    包括性:社員の役割を拡大する。社員が生きた広告塔
    意図性:社内で繰り広げられる会話は、会社の戦略目標に即した社員共通の重点課題を反映しているべき。




    <目次>

    伝記作者が語る
    スティーブ・ジョブズ流リーダーシップの真髄.
    ウォルター・アイザックソン 『スティーブ・ジョブズ』著者

    経済的価値と社会的価値を両立させる
    優れたリーダーは業績だけで満足しない
    ナサニエル・フット トゥルーポイント マネージング・ディレクター
    ラッセル・アイゼンスタット トゥルーポイント プレジデント
    トビアス・フレッドバーグ チャルマーズ工科大学 准教授

    世界の企業の手本となれるか
    【インタビュー】未来をつくるリーダーシップ
    ポール・ポールマン ユニリーバ CEO

    企業再生からの教訓
    経営トップは現場マネジャーの声を聞け
    フレッド・ハッサン ウォーバーグ・ピンカス マネージング・ディレクター

    アルゴリズムが推奨するその人に合った学習システム
    さあ、リーダーシップに目覚めよう
    マーカス・バッキンガム TMBC 創設者

    イーベイ会長が語る
    社会貢献の新しい仕組み
    ピエール・オミダイア イーベイ 会長

    現職の退任間際では遅すぎる
    P&Gに学ぶ:正しいCEOの選び方
    アラン G. ラフリー 前 ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー 会長兼CEO
    ノールM. ティシー ミシガン大学 スティーブン M. ロス・スクール・オブ・ビジネス教授

    コミュニケーションを動かす4つの要素
    会話力が俊敏な組織をつくる
    ボリス・グロイスバーグ ハーバード・ビジネス・スクール 教授
    マイケル・スラインド 作家、編集者、コミュニケーション・コンサルタント

    Serial Article
    【新連載スタート】盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか
    [第1回]日本が生んだグローバル・リーダー
    森 健二 ジャーナリスト

    OPINION
    人格化する企業
    築達 延征 広島大学大学院 社会科学研究科 教授

    BRAIN FOOD
    賢明なチームをつくるには多くの女性メンバーが必要
    アニタ・ウーリー カーネギー・メロン大学 テッパー・スクール・オブ・ビジネス 助教授
    トーマス・マローン マサチューセッツ工科大学 スローン・スクール・オブ・マネジメント 教授

    コーヒー・ブレイクには生産性を押し上げる効果はない
    シャーロット・フリッツ ポートランド州立大学 助教授

    CHIEF OFFICERS
    マジック&ロジックの両輪でスピード感を持って新しさを追求
    ダニエル・ディチーコ コーチ・ジャパン 社長兼最高経営責任者

  • ちょうど、リーダーについてがテーマのプレゼンテーションがあったので、本書も参考にと購入。プレゼンでは、リーダーは、情熱と冷静さ二つの特徴を合わせた「人間力」を持っている人物であるという分析になった。部下を信頼しても信用せず、部下が伸びる瞬間を見逃さないというクレバーな冷静さ、目標を高く設定し周りを巻き込む力。どちらも持っていたい。

  • リーダーについての特集。書籍「さあ、才能に目覚めよう」の著者による記事では、「皆に単一のリーダーシップ開発をするのではなく、個人によって異なる強みを活かすために自分と似た長所を持つリーダーから学ぶ」ことを提案しており、実践したいと思った。

    特集以外では「コーヒーブレイクには生産性を押し上げる効果はない」という記事が直感とは異なる内容で、自分の休憩の取り方を見直すことができる。

  • 大した内容は記載されていない。
    ジョブスについての書籍を読んでいないので、まとまった内容はよかった。ただ、知ってる人からすると物足りないだろう

    【メモ】
    ・相手の電波が何チャンネルにあってるかを知って発信しなければ届かない
    ・ジョブスは自身が行った最も重要な創造成果をアップルと回答。偉大な製品よりも企業を生み出す意味
    ・すべきことに対してのフォーカス。ジョブスは10個のリストを検討した結果、下から7つを消した
    ・iPodがヒットした後、それを脅かす製品を考え、携帯電話の音楽プレイヤーと気付き、iPhoneを開発。自ら共食いすることで他社に取られることを避けた
    ・動機は製品であり利益ではない
    ・顧客の欲求を気にかけるのは要望を聞くことではない。いまだページに書かれていない内容を読み取らなければならない。直観と本能
    ・iMacの起動が遅い事に対して開発者に「起動が遅いために利用者の人生を無駄にさせている」と年間の時間を出した。起動時間は28秒縮まった
    ・ジョブスは製造チームに仕様変更の指示を理由を説明せずに行った
     (これはどういう事だろう?HBRの意図が不明)
    ・Macの基盤を美しくすることにこだわった。本物の職人、芸術家を目指した。基盤再設計完了後にチームメンバーの署名を刻んだ。芸術家は作品に署名するものだから

  • 正直なところ、いまひとつだった。

    Steve Jobsのプリンシプルについては、これまで幾つかの書籍で読んでいたが、それらを纏めた章があったので、たまにそれを見返そうかなと思ったぐらい。

    1. Focus
    2. Simplify
    3. Take responsibility end to end
    4. When behind,leapfrog
    5. Put products before profits
    6. Don't be a slave to focus groups
    7. Bend reality
    8. Impute
    9. Push for perfection
    10. Tolerate only "A" players
    11. Engage face-to-face
    12. Know both the big picture and the details
    13. Combine the humanities with the sciences
    14. Stay hungry,stay foolish

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著者プロフィール

1913年(大正2年)、「経済雑誌ダイヤモンド」の創刊とともに誕生し、2013年(平成25年)には創業100周年を迎えた。「ダイヤモンドのように小さくともキラリと光る」が創業の精神。現在、「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンド・オンライン」などの各種メディアでタイムリーなビジネス情報をダイバーシティ社会に提供するとともに、ビジネス書から生活実用書、経済小説まで、幅広い出版物とメディアを世に送り出している。本書は、同社経営情報編集局・出版編集部で制作。

「2022年 『相続&事業承継で頼りになるプロフェッショナル 2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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