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感想・レビュー・書評
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カラマーゾフの兄弟1
(和書)2009年06月09日 15:58
2006 光文社 ドストエフスキー, 亀山 郁夫
米川正夫翻訳は読んでみたのですが、内容の理解が自分自身全然できていない感じでして、今回読み易くなっているという亀山郁夫新翻訳でもう一度読んでみようと思いました。1巻しか読んでいないからなかなか比べることはできません。佐藤優などは読書一般に関して3回は読まないと精読できないと言うようなことを書いていて実際自分でも何回か読まないと駄目だなーと感じるのです。今回翻訳者を変えて2回目ということで力を抜いてゆっくり読んでいきたいと思っています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心血注がれてよく考えられた作品だと感心する。時代の流れに耐え、世界に広まるだけのことはある。
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読んだ本 カマラーゾフの兄弟 ドストエフスキー 20240408
1年に何作かは名作と呼ばれるものを読むことにしてるんですが、村上春樹は量が多くていいと言い、虐殺器官にはイワンなんかが登場してくる。意外と引用多い気がしてこれを選んでみました。
本屋に3巻しか並んでなかったんだけど、買って帰ったら5巻まであるみたいで、失敗(難解)だったらどうしようと怯えが。
だけど、1巻読み終わって、素直に読み易いなって思いました。これは訳者の力なのかもしれませんが、大事です。全く予備知識ない中で何を伝えたいのか1冊読んでもわかんないんですが、会話劇の中での良心とか道徳とかが宗教観と合わせて語られてて、これはこれですんなり理解できる。このまま何も大きな出来事もないまま進んでいくのか少し不安。
しかし、村上春樹が量を褒めてた理由だけはわかりました。 -
三兄弟、親父、親父の元嫁、出てくる人物のキャラが個性的で一貫していて読める。教会と国家の関係性についての件によって、内容とは違うが思うことがあった。宗教は日本ではあまり良い印象がない、不気味な風潮があるが、元は罪を犯した者のためにある考えなのかなと、国家に裁かれていく宛のない者が更生を行われる組織で、許されることによって改心し、新たに歩み出す、もし本当にそうなら在り方として素晴らしい社会だと思った。人間の欲求という本質によって重ねられた時間によってここまで実態が変わるのかと、すごく恐ろしい。
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前評判通り時間かかった…
これからおもしろくなるのかな… -
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とりあえず頑張って読んだ。
今のところ、何が素晴らしいと言われる所以なのかは全く謎。
ただドミートリーの男臭い感じは嫌いじゃない -
もう何度目かの挑戦である。史上最強の文学に挑むことにした。しばらくはこれに集中することになる。
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前回、全巻読み終わらないうちに途中でやめてしまったので、2度目のチャレンジ。ロシアの名前の呼び方やロシア的な文化に未だ馴染みがない。が、多少チェーホフを読んだり(やけに人を夕食?パーティー?に呼ぶことが多い)、米原万理さんのエッセーを読んだり(これで父姓がどうのという仕組みがやっとわかった)したお陰か、前回より面白く読めた。