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感想・レビュー・書評
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文字通りあっという間に読み終えてしまって衝撃的だった。『ドグラ・マグラ』のイメージが強かったのでこういう作品もあるのか…と思いました。
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とにかくみじかい。ネズミかわいいっていう感想しか浮かばない
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短編小説読んでからこの作家さんのイメージがだいぶ変わった。これはわりと好きなタイプの話。
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ラジオ「きらクラ」で取り上げていたので読みました。超短ショートショート。でもとってもいい。数行で読めちゃうので青空文庫で見てみてください(^―^) 夢野久作って作風がほんとうに多彩。
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なかなか良いことを言っている話。
大人になると、本当にそうだよな、と思う。
夢野久作先生は、真面目な方なんですね。 -
■書名
書名:懐中時計
著者:夢野 久作
■感想
短い文章です。
というか、気になった点に書いた内容が全てです。
こういうの好きです。
■気になった点
・懐中時計が箪笥の向う側へ落ちて一人でチクタクと動いておりま
した。鼠が見つけて笑いました。「馬鹿だなあ。誰も見る者はな
いのに、何だって動いているんだえ」 「人の見ない時でも動い
ているから、いつ見られても役に立つのさ」と懐中時計は答えま
した。「人の見ない時だけか、又は人が見ている時だけに働いて
いるものはどちらも泥棒だよ」
鼠は恥かしくなってコソコソと逃げて行きました。