V字回復の経営 2年で会社を変えられますか 企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫) [Kindle]
- 日経BP (2006年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (434ページ)
感想・レビュー・書評
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今年のベスト1候補。 著者:三枝氏が実経験した複数の企業再建をベースにした半フィクション。 故に、ビジネス書的なノウハウと、小説の様な人間ドラマとで、夢中で読み進めた。 まとめにある『不振事業の症状50』に頷き、『改革を成功へ導くための要諦50』を反芻する。 結局はやはり「人」なんだなあと。改革する側も、ネガティヴに見ている側も。
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企業をV字回復するには、具体的に何をすればいいかはわからないが、かなりメンタルが強くないと無理であるということはわかった。
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■改革プレゼン後の、時間軸に合わない業績の急回復→ただ、たるんでただけだった、という話。
■人々の心が熱くなっているうちでないと、染みついた行動パターンは変えられない。揺らしてから、短期間で改革を完了するのが必須。さもないと、政治的に元の行動パターンに再び収束してしまう。
★個人の習慣を変えようとする際にもあてはまりそう。 -
やはり面白い。5年前に読んでわからなかったことが、自分の経験を通して実感できた
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戦略コンサルタントの著者が過去コマツ産機を立て直した話をベースとした企業再生のストーリー。事業の再生はかんたんなことではなく、多くの反対派がいる中で慎重かつ大胆に改革を進めていかなければならない。その難しさとやりがいを肌で感じることができる。
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文句なしに勉強になりました。管理者、経営者に絶対読んでほしいです。
マーケティングマネジメントを理解していないとこの本のすばらしさは伝わらないと思います。まして私の身近な企業のことで感動しました。 -
往年の名著。
ではあるが、大企業を経験していない自分には実感がわかない内容であった。
ターンアラウンド(事業再生)中心の話だが、戦い方も全く違う。