わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ! [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • 勉強で学ぶことより、旅を通して体験して学ぶことのほうが、自分の体に染み込んでいく。学校では学べないことも旅でしか学べないことが多いのも分かる。凡人になりたくなければ旅にだた方が良い。

  • 読んだのは、電子書籍でなく、小学館から発行の本である。

    先日亡くられたのだが、昔「兼高かおる世界の旅」TBSテレにで、していた時に、こんな美人で、英語もペラペラで、一国の大統領や、知識人、一流の人達を目の前にしても動じないインタビューに、凄いあこがれを感じた。

    1959年から1990年も続けられた取材国は、150か国、地球を180周もの距離の海外取材。
    1960年でさえ、海外旅行など夢の時代であり、トリスを飲んでハワイヘ行こうなんて、CMが、流れた時である。

    知らない土地に、風習、食べ物、慣習、祭りなど、見たこともない場所、そして、未開の土地迄、、、、
    今のように、PC,スマホで、検索できる時代でないし、そんな海外事情を記した本も少ない時に、ただただ、この放送が、あるのを楽しみにしていた時代を過ごした。

    1970年でさえ、1$=360円時代。
    父と母は、英国領の香港やアメリカ西海岸、セスナで、ヨセミテや、ラスベガス、ハワイと楽しんだけど、費用が、相当かかった時代であった。
    やっと、私も、憧れの海外デビューを母としたのだが、
    なかなか、言いたい言葉が、出て来なかったり、食事で、必要のない物まで、頼んだり、パリでは、お金のフラン(今のようにユーロでなかった)が、対亡くなったり、、、、失敗や楽しい思い出を沢山作った。
    父は、とてもフアンで、この海外シリーズの本を購入して、大事にしていたのを思い出した。

    作者 南極から北極迄も旅行され、その後は、日本の旅まで、、、、沢山の知識と、思い出を作られたことだと思う。

    まだまだ、お綺麗で、上品で、素敵な方だっただけに、永眠されて、寂しく思う。

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著者プロフィール

1928年、神戸市生まれ。1959年から1990年まで、テレビ番組『兼高かおる世界の旅』(TBS系)をナレーター、ディレクター兼プロデューサーとして製作。取材国は約150か国、地球を約180周、1年の半分を海外取材に費やした。1986年から2005年まで、「横浜人形の家」館長を務めた。外務大臣表彰、菊池寛賞、文化庁芸術選奨、国土交通大臣特別表彰など受賞多数。1991年紫綬褒章受章。現在、日本旅行作家協会名誉会長、淡路ワールドパークONOKORO「兼高かおる旅の資料館」名誉館長、東京都港区国際交流協会会長などを務める。著書に『わたくしが旅から学んだこと』(小学館)他多数。

「2017年 『わたくしたちの旅のかたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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