取締役 島耕作(4) (モーニングコミックス) [Kindle]

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  • 引き続き中国で奮闘する耕作。同じ中国でも上海と北京では国が違うというくらい常識が違うらしい。何たる大きさか。その感覚はちょっと日本に居ては分からない。こういうのが国際感覚だろう。日本とは比べものにならないほど人数が多いことも弱肉強食の世界をより強める一因となっているのではないか。その中でついにハツシバが中国に出る時に一緒に出てきた日本の下請け工場との契約を打ち切ることになる。原因はやはりコスト高。非情な判断だが仕方ない。ハツシバももろとも一緒に倒れてる場合じゃないのだと所謂トカゲの尻尾切りを断行する。あるいはロケットのブースターか。その日の夜にその工場を経営していた男が車で事故死する。限りなく自殺に近い事故死ではないか。そんな死ななならんくらいにリスクを背負わなあかんのやったらバカのふりしてのほほんと暮らす方が良いのではないかとバカのオレは思う。(だからあかんねやは聞こえない)上海初芝の社長である国分の愛人の笑蘭がソラー側のスパイだった。一悶着の末愛が勝った。KANか。耕作の初孫耕太郎が生まれる。耕太郎がこの後ハツシバを経営していくそういう壮大な三国志みたいな話には…ならんか。(写真①メーン)(写真②グラグラ)(写真③影パンパンパン)(写真④カク)←ハツシバの人間とソラーの人間男同士の一騎打ち。

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著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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