Flowers For Algernon: The must-read literary science fiction masterpiece (S.F. MASTERWORKS Book 6) (English Edition) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 知能が下がって行く場面は、人が老いるのと似ていると感じました(チャーリーの場合は変化が急激でもっと辛いと思います)。悪い変化は緩やかな方がよいですが、時間が限られている方が、何か価値あることをやりたいという気持ちになるのかもしれません。チャーリーの思考の描写で抽象的な部分は、英語で理解するのがやや難でした(日本語なら理解できるのか比較していませんが)。

  • 読んでみての感想は、英語で書かれた文学を英語のまま読めるというのは、英語を学んでいてよかったことの大きな一つだと思った、というのと、正直長かった、、、
    自分お疲れ。

    日本語版を読んでいたので展開はもちろんわかったものの、英語ではこう表現されていたのかと思ったり、最後まで読み進めていく道のりを楽しめたりした。
    やはり最後のところは涙、、、、、

  • リテラシーが優秀である人が天才であるとは限らない。勿論ある意味では天才だが、天才とは筆舌しがたい何かを持っている人だ。

    ただ逆にリテラシーに支障がある人は皆から笑われ馬鹿にされる対象だとさえ言える。不幸なことに家族からも見放される。だから、読み書きを得意にすることは決して悪いことではない。ただそれだけでは事は済まない。

    リテラシーは手段であって目的ではない。コミュニケーションにより愛が通うことにもなる。それから内省能力も。自身を分離して考えることもリテラシーによる副産物である。

    だが、それだけに、それを失うことは。。。

  • 知的障害を持ちパン屋で下働きをしていたチャーリーの元にある日大学の研究室から知能向上の実験に参加してほしいと依頼がくる。
    頭脳と引きかえに失ったもの。優しいノロマだったチャーリーはやがて人を見下す孤高の天才となる。そして同じ手術を受けたマウスのアルジャーノンの奇妙な行動はやがてやってくる彼の未来を暗示していた。

    古典的名作。今読んでも十分に心打たれる。

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