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「煽ったのは君だ。覚悟しなさい―」育ててくれた両親を亡くして以来、ずっと一人で暮らしてきた高校一年生の郁海。最初は反発していた強引な弁護士・加賀見と付き合うようになってからは、新しい学校への転校も決まり、年上の恋人との甘い生活を送っていた。しかし、学年トップのクラスメイト・前島が郁海を好きだと言ってきて!?大人げないオトナといたいけなコドモのスキャンダル・ラブストーリー。
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相変わらず甘々な郁海と加賀見。
郁海のクラスメイト前島の急接近にも余裕を見せる加賀見だけど、おもしろくない気持ちは自覚していて、またそれを楽しむ余裕もあるのだけれど、相原がおもしろがる程度には動揺しているのかもしれない。郁海は自分が子どもであることをずっと気にしていたけれど、加賀見も同じように自分が年を食っていることを気にしていることを知り、お互いにそれがマイナスと感じていないと気づく。
結局、前島に加賀見との関係を知られてしまうけれど、前島もまた年に似合わないデキブツで、郁海のことを恋愛の意味で好きだけど、親友の立場を失いたくないから、親友として付き合いを続けると言う。
加賀見的に多少はダメージをくらうかと思いきや、五日間、好き放題して余裕を取り戻したのか、前島の急襲にもびくともせず、見せびらかしてるし……。
今回は大きな事件もなく終了。