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- / ISBN・EAN: 4988104075314
感想・レビュー・書評
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人気うなぎ登り中の若手女優クロエ グレース モレッツと、ブレイク ライブリー共演の小劇場系ロードムービー。
こう書くと物凄く爽やかなイメージ湧きますが、本作にはそう言った要素はほぼありません。
すれて掠れた環境の中、少女性の中に爆弾を抱えた思春期に入りたてのヒロイン、ルリが、ついに爆発して家を飛び出しヒッチハイクでラスベガスを目指す。
全体的に乾いた空気感。
レトロな映像。
よくわからない不安と共に淡々と進んで行く。
何だろうな。『ラブリーボーン』観た時と似た後味。余韻。
独白で無理やりまとめた感がある。
そこは『エンジェルウォーズ』とも似たところを感じる。
決して面白いって作品じゃないな。どちらかと言えば気持ち悪い、が近いと思うけど。
抽象的な表現にセンスを感じる人もいるだろうなあ。
あの絵日記の演出、ラストのアレック ボールドウィンとのやり取りは好きですけど。
序盤のブレイクとの道中は面白い関係になるかも?って期待あったんですがね。
『レ・ミゼラブル』のエディ レッドメイン演ずるエディが絡んで来るともうそこから“何故こうなった”の繰り返し。
過去何があったか、などは端々から察することできるのですが、それでも何かが足りないんです。何だろうな?
あ、ルリとの関係の深め方か?そこだけリアリティ足りないのかも。
あのオチ(ラストでは無く)はよくあるベタな救われないオチですよね。ところどころベタなのに、間々がシュールと言うか、抽象的だから、そこのバランスを脳がなかなかとれなかったなあ。
今のところ人気があるからと言う理由だけでクロエの出演作チェックしてますが、シュールな作品多いですよね。小劇場系と言うのか。コアな線。だから演技派と言われているのかもですが。初期のジュード ロウや、ジョニー デップみたいな路線を感じる。女優さんでってなるとそう言うスタンスの人パッと浮かばないのだけど。
ただ、まだクロエは年齢的にも子役に近いので、演技力的にはまだまだこれからなんじゃないかと思う。
しかしブレイク、すれた女の役、ハマるな。
マコーレ カルキンの弟ローリー カルキンの役の彼といい感じだったのになあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キャストに惹かれたけど、
イマイチ! -
なんともサイコパスな映画
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ルリ/クロエグレースモリッツ
13歳の不安定な精神状況。
母親への不信。父親が、去って行く。
そんな中で、家を飛び出して
ラスベガスにむけてヒッチハイクする。
たまたま拾ってくれた エディは 足が悪かった。
ルリは 絵を書くが、少女の絵で色彩感覚がおもしろい。
エディとは、喧嘩別れするが、再びあうことになる。
エディは ルリをホテルに監禁する。
ルリが持っていた銃が。
エディの強気なところと弱そうな表情に不思議な魅力がある。
家に帰ろうとして、家に電話したら
母親が、父親と別れて、不動産屋のルックスと
くらしていると言う。
ルリは、自分で生きることを決意する。 -
あまり期待しないで観たからなんかおもしろかった。
最後のルリのセリフイイね。ありがちで月並みなんだけど13歳なんてまだまだ赤ちゃんみたいなもの。わたしは○歳だけどまだまだ可能性はあるんだって思えた。手が痛くなるまで掴み取ってやる。
ちょっと希望をもらえた。 -
クロエちゃん目当てに見ましたが、まぁクロエちゃんじゃなかったら、ちょっと厳しかったかも。エディ・レドメインをはじめ、出てくる男がしょうもない男ばっかりで、クロエちゃんかわいそうだよ。
あんなかわいい子が1人で旅してたら、ロクなことが起きないことはわかっているだろうに。おとなしく家に戻ればいいのに、ラストで懲りずにLAに向かっちゃうし。これホントに13歳の少女の成長物語なのか? -
ルリは良い子で利発なんだけど、無謀だし無防備だし、ちょっとかわいそう。
ストーリーはそんなにどうってことないひと夏の経験、みたいなアレだけど、クロエ・グレース・モレッツのガンマン姿は猛烈にキュート。 -
クロエは可愛いんだけど、内容は特にないかな。
エディが最初いい人そうなのにだんだん気持ち悪くなっていって幻滅…。
何だかダメ男とダメ女のオンパレードで、見てて萎えた。
結局、一番まともだったのは卵焼いてくれたオッサン。あのシーンは和んだ。 -
クロエグレースモレッツが主演だから見たけれど、映画は期待はずれだった。