ロジカル・ライティング―論理的にわかりやすく書くスキル BEST SOLUTION―LOGICAL COMMUNICATION SKILL TRAINING [Kindle]

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  • 東洋経済新報社
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  • コミュニケーションを円滑に進めるための、ビジネス文書やメールの書き方を教えてくれる本。
    『ロジカル・シンキング』を先に読むべきやった。
    テーマを「問い」に置き換える。期待する反応、読み手、書き手を確認する。など。
    ビジネス文書を書くような仕事をしたことがないので、必要性をあまり感じず、読む意欲が湧かなかった。でも例題がわかりやすかったので頭には入った。いつか仕事に生かせればいいな。
    MECE、So What?/Why So? というのは覚えておこう。

  • たまに自身の振り返りのために読み返す本。
    伝えるための文章の基本が丁寧に説明されている。ロジカルシンキングとあわせて読むと効果的

  • 文体は硬めだが大事なことが書いてある。繰り返し読んで身につけたい内容。文章の読み手に引っ掛かりを覚えさせないためには、文章が論理的に構成されていることが必要であると認識させられる。

    #メッセージの組み立て
    ## 組み立ての準備
    - ビジネスの中で「書くこと」を理解する
    - コミュニケーションの設定を確認する
    - 組み立てのイメージを持つ
    ## 本論の組み立て(1)ロジカル・シンキング概説
    - 「論理的」の意味を理解する
    - 論理的に思考を整理する道具を持つ
    - 論理的に組み立てる道具を持つ
    ## 本論の組み立て(2)ロジカル・シンキングの実践
    - 論理パターンの組み立て方を理解する
    - 論理パターンを組み立てる ベータ社のケース
    - 論理パターンをセルフチェックする
    ## 導入部の組み立て
    - 避けたいありがちな例から学ぶ
    - 導入部とは何かを理解する
    - 導入部を組み立てる ベータ社のケース

    # メッセージの表現
    ## 組み立ての視覚化
    - 「見てわかる」文書を作る
    - Point1: 表題・見出しを明記する
    - Point2: 記号・スペースを活用する
    - POint3: 文頭で説明の切り口を明示する
    ## メッセージの日本語表現
    - ビジネス文書で重要な3つの要件を理解する
    - 要件1:具体的に表現する
    - 要件2:論理的な関係を正しく表現する
    - 要件3:簡潔に表現する

    読み手に期待する反応を理解する、グループ分けした情報、So What?とWhy So?、導入部で結論を提示、

  • 自分にとっては硬い感じの本で全体的には読みにくい本だった。だがダメな例といい例がわかりやすくロジカルに書かれている。理解できなかったところを仕事の進捗に応じて適切に見返していきたい。

  • 20年くらいまでに読んだ前著の「ロジカル・シンキング」が参考になった記憶があり手に取りました。コアのロジカル・コンセプトは相変わらずMECEとSo What?/Why So?及び並列型VS解説型の論理構造のフレームワークである。演習問題は前著「ロジカル・シンキング」の方が豊富であった。本書籍ユニークなコンテンツとしては書類作成において「導入部の設定」と「メッセージの視覚化」である。日本語表現のアドバイスも最後の章にあったが、ページを稼ぐためのニュアンスが強く、内容的にはまだ荒削りであった。「ロジカル・シンキング」を読んでいない方にはお薦めできるが、「ロジカル・シンキング」を読破した人には復讐に過ぎずお薦めしない。

  • どんな場面で『テーマ』『答え』『期待する反応』この3つに分ける事ができる
    答えに重点を置くのではなく、期待する反応に重点を置く。

    相手に説明する際は
    現状、課題、アクション、この3つで構成をすることができる

  • プレゼンなどの提案資料や報告書に限らず、日常のメールなど、日本語できちんと書くシーンは山ほどあります。

    しかし、ライティング技術を学ぶ機会は無かったり、自分の文章が相手にどう思われているかといったことを改めて考えることは無いのではないでしょうか?

    社会人になったばかりの方から、今まで我流でやってきたけど・・・という方まで、全ての方が対象になる汎用的なスキルだと思います。

    この本で一度きちんと学べば、一生モノのスキルになると思います。自分への投資と考えて、手元に置いてみてはいかがでしょうか?

  • 構造的に文章を書き、相手に伝えるためのポイントが整理されている
    具体的にかつ簡潔に書くという一見すると相反することを、うまくバランスを取り、書くのが難しい

  • 肝心の部分の説明を、以下のような、様々な、の一言で済ませてしまっている

    この言葉よく使ってます。詳しい内容は下を見てね、と。確かに、「以下のように」とは言わずに、詳細内容のエッセンスを纏めた方が、遙かに読み手には優しい。とは分かっていても、行動に移すのは中々難しい。

    何事も慣れなので、まずは社内メールから始めてみようと思います。

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著者プロフィール

照屋 華子(テルヤ ハナコ)
コミュニケーション・スペシャリスト
コミュニケーション・スペシャリスト。企業におけるロジカル・コミュニケーション定着のためのサポート提供とともに、論理思考やロジカル・コミュニケーションに関する研修を多数企画・実施している。ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授(経営学研究科経営管理専攻経営管理コースで卒業研究担当)、首都大学東京大学院非常勤講師(経営学研究科経営学専攻経営学プログラムでロジカル・ライティング担当)。東京大学文学部社会学科卒業後、株式会社伊勢丹(当時)広報担当を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。同社でコンサルティングレポート等の論理構成・日本語表現にアドバイスをするエディティング、コンサルタントや顧客企業対象の論理構成に関するトレーニングに携わった後、独立、現在に至る。著書の『ロジカル・シンキング』(共著)と『ロジカル・ライティング』(ともに東洋経済新報社)はロングセラーとなっている

「2018年 『ロジカル・シンキング練習帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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