本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (366ページ)
感想・レビュー・書評
-
内心では軍や内閣の方針に異を唱えながらも、外交官としてひとたびカウンターパトに対すれば国家の代表者として国益に沿う主張を断固として行う。まさに公人の仕事として感服する。
一方、外務省の考える「国家戦略」というものが出てこないところは不思議に思う。外交官の集合体である外務省は、官僚としてはそのような意見をもたず、政治家の意向を実現させるのみなのであろうか。とすれば、たとえ誤っていたとしてもまがりなりにも国家戦略をもっていた陸軍とは決して話が合わなかったことに納得できる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示