- Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
-
個人的に興味があったのは、
1.「カキフライ完全攻略」
2.「口福の肉まん図鑑」
3.「新しい日本酒の教科書」
1.「カキフライ」では、一期一会の店として4店舗しか紹介されていないのがちょっと寂しい。
2.「肉まん」は11店(東京5、横浜中華街2、神戸3、大阪1)紹介。
価格、断面図、直径・高さ・重さ、生地・あんの特徴、賞味期限、取り寄せ情報と懇切丁寧な解説あり。
私の好きな浅草「セキネ」と横浜「華正楼」の2つが載っていたので、新たな“口福”に出会えるかと興味津々。店それぞれがいろいろと工夫を凝らしていて、どれも本当においしそう。
3.「日本酒」
私は酒が飲めないのだが、日本酒好きの叔父に贈る際の参考にと読んだ。
すると、日本酒作りの深さに感心してしまった。
ちょっと残念だったのは、「教科書」と謳っていながら、吟醸とか山廃とか純米とか、そういった呼称の説明が整理されていないところ。
面白かったのは、「剣菱」と「獺祭」。基本理念に新旧の対比をみて、飲めない身にも興味が湧いた。
さらに面白い情報はまだまだあった。
たとえば、
「注目の若手蔵10!」では、愛飲家7名が“これぞ!”という18銘柄を紹介。いずれも一升3000円以下だ。
「辛口の酒ください!」は困るという話。
「進化する大吟醸」、米ってこんなに小さく磨かれるの!!
酒屋店主おすすめの大吟醸「オレの最高峰はこれだ!」7本。
この号は、最新の潮流に乗ってこれまでに飲んだことのない逸品出合いたいという日本酒好きの方にいいかもしれない。
「甘口の酒が多いとお嘆きの貴兄に……」というイメージ、つまり「辛口=上質で旨い酒」というイメージ、今は違うそうだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
毎年のように新しい切り口が用意出来るということはそれだけ日本酒
を取り巻く環境が豊かになってきたということなのだろう。
日本酒の「冷や(冷酒ではない)」に改めてスポットを当てようという
動きは歓迎かな、と押し入れ放置派の私は思いますが(笑)。