風の谷のナウシカ コミック 1-7巻セット

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著者 : 宮崎駿
  • 徳間書店 (1994年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ

風の谷のナウシカ コミック 1-7巻セットの感想・レビュー・書評

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  • 火の7日間と呼ばれる戦争によって破壊された地球環境や生態系を浄化するための腐海が、実は計画的再生であったこと、そしてナウシカたち生き残った人類は毒と共にあり、清浄化された世界では生きていけず滅びる運命にあるという事実。
    王蟲の暴走を止め、風の谷に帰還するアニメ版ナウシカと違い、原作は深くて重い。(アニメも好きだけど)
    「私達の身体が人工で作り変えられていても、私達の生命は私達のものだ。生命は生命の力で生きている。その朝が来るなら、私達はその朝に向かって生きよう。」

  • アニメ映画はもちろんよく知っていたけど漫画版は大人になってから読んだ。改めて、この特殊な世界観を圧倒的なリアリティで描ける宮崎さんの技術と才能に脱帽。けれど、漫画としてはちょっと読みにくく感じたので、やっぱりアニメの人なんだなあとも妙に納得もした。ナウシカというたった一人の美少女に託した宮崎さんの核(人間ってなんなのかとかどうして生きるのかという壮大な哲学から、母性への憧れやフェティシズムまで)があまりにも重たくて、やや辟易してしまうところもあり、私のようなスケールの小さな人間には、作中の人々のようにナウシカを同じ人間として慕ったり、同情する気持ちにはどうにもなれなかった。苦悩するナウシカはこの原作ではほとんど宗教的な神のような領域にまで達します。
    個人的には映画のほうが好きだけど、宮崎駿の人間観、宗教観、映画ナウシカのもっと深い背景と真実を知りたい人には必読の原作だと思う。クシャナが子守唄を歌うシーンが一番心に残っている。彼女とクロトワが自分にとってはこの作品の清涼剤(というのもおかしいけど)でした。(児島)

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風の谷のナウシカ コミック 1-7巻セットはこんなマンガです

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