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- / ISBN・EAN: 4988126208653
感想・レビュー・書評
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シンプルで、エンターテイメントでフランス映画らしい。
アートとエンタメのバランスが絶妙。
ストーリーはある程度破たんしていても設定と、登場人物たちの愛情関係(ある意味フランス映画の良いところ、恋愛至上主義)がしっかりしていれば、面白くなる典型。
そこにアクションシーンが入ってきて。
さすがの古典でしたが、妙に構えていなく、若々しいテンポで画がキレイというところが良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パリを舞台に、警官3人を殺害し終身刑を言い渡された不良娘ニキータ(アンヌ・パリロー)が政府の秘密機関に見出され、暗殺者としての道を歩む。
次々と下される暗殺指令を着実にこなしていく血みどろの日々。
しかし、出口のない暗黒の世界で真実の愛を知ったとき、彼女の中で何かが変わり始めた。
とんがったパンク少女から訓練を受けて洗練された女性に成長するまでだけでなく、一人の女性と殺し屋の間での苦悩や初めて恋したときめきも含めて演じきった演技力と脆さやしなやかな強靭な強さも含んだニキータを演じるアンヌ・パリローの魅力、ニキータを父性的な愛で見守るチャッキー・カリヨ、ニキータを優しく愛し全てを受け入れようとするジャン・ユーグ・アングラードの間で揺れ動く三角関係、どんな危機も知恵と体力と銃で切り抜けるニキータの華麗なアクション、リュックベッソンの傑作アクション映画です。 -
なんやかんやでしっかり仕事をこなすニキータが格好いい。
でも女の子だもん、そんな酷いこともうやだよね。せめて恋人がしっかり本質を見てくれる人で救われた。
ワガママでお調子者なニキータがかわいい。 -
「午後のロードショー」にて。「アサシン」を先に見ていましたが、こっちのほうが深い。
もっとばっさばっさと人を殺しまくるのかと思ったら、アクションシーンは少なめで、彼女の生活が丹念に描かれ、恋人にも自分の素性を明かせない苦しさがしっかり伝わってきます。アクションとのバランスもよく、バスルームで恋人と会話をしながら狙撃するシーンは印象的。
掃除人としてジャン・レノが登場。レオンに通ずるキャラクターで、ちょっと哀しい気分に・・・。 -
レオンと勘違いしてたから、あれ?ジャン・レノは?って思いながらでしたが、ニキータが綺麗でカッコよすぎてよかったです。
アンヌ・パリローすごい! -
1990年公開
監督 : リュック・ベッソン
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秘密警察の暗殺者として育てられた前科者の女性の、愛と任務の板挟みなお話。
シャワールームでの射撃のシーンがクライマックス。
オチは、落ちきってない感じもするんだけど、
全てを捨てて自由をとった彼女の描写として、
それが正解なんでしょうな。
ジャンレノの役が
なんか、もったいないというか中途半端で
なんだよって感じだったのがなんとも。 -
秘密情報員たろう者が人間臭くて:)私だったら同棲相手に素性ばらさずに生活するなんてムリ。てかムリっしょー。任務遂行の鬼と化したジャンレノも非道すぎ。でも仏映画だから許す!
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ほぼ一択の状況のどうしようもなさが切なくて悲しかった。画が美しい。