頭がよくなる思考術 頭がよくなるシリーズ [Kindle]

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 自分の頭で考えるとはどういうことかについてヒントを与えてくれる良書。

  • これは良い。何回も読みたい。

  • 哲学書に近い印象。
    なるほど。と納得できる内容が多くあった。
    繰り返し読んで身につけたい!

    ◆書いて考えよ
    人間は言葉を使ったときにだけ、ちゃんと考えることができる。

    ◆言葉を正確に理解せよ
    理解しているつもりでも、それは相手の意向や立場について分かったということであり、言葉で伝えられた内容の理解はかなり曖昧。

    ◆脳に勝手に考えさせる
    難しそうだと思ったら、とりあえず眺めてみる。
    人間の脳は意識的にスイッチを入れなくても自動的に考えてくれる。
    何か面倒なコトが起きたとき逃げない限り脳は勝手に考えてくれる。

    ◆言葉に惑わされるな
    機器を使用しないと肉眼で虹は7色と判断できない。知識にあわせて物事をゆがめてみる癖がある。そこに見えないものまで見えているように錯覚してしまう。

    ◆心配は悪
    心配は自分の妄想と遊んでいるだけ。心配は相手を助けることではない。心配していることを何か大事なことのようにいう人と親しくすべきではない。

    ◆グチをこぼすな
    グチは勝手な決めつけで、非難のレッテルを貼りつけること。関連する他のことにもレッテルを張ることとなり、思考が機能不全となる。

    ◆問題の中に教えを見出せ
    問題が心を変えることを教えているかも知れない。耐え続ける器を教えているかも知れない。問題は一変し尊いものとなる。

    ◆やさしさを持て
    まとまった主張や思想を書いた本は、性格のきつい人間のようなもの。読むとは、その人間とつき合うこと。いったん全てを受け入れなければ理解できない。優しさや寛容さがなければできないこと。だか、読書家はやさしい。

    ◆「あたりまえ」を疑う
    あたりまえは間違った言い方。本来は「当然」。これを「当前」と書き、間違って「あたりまえ」と読んだ。
    一旦は疑い、自分で調べることで、新しい発見は生まれる。

  • シンプルで効率の良い思考のプロセスが分かる本
    【瞬読92冊目 40文字5行8000文字】
    書いて考える。動いて考える。
    言葉を正確に理解する。自分の意見を批判してみる(非難はしない)弁証法
    思考中は感情と好き嫌い、利害関係や損得なども排除する。
    なぜどうしてを考える。疑問は素直に尋ねる。
    知識を増やす。心配は妄想。心配癖のある人は人を信用していない。安心して人に任せる人になる。
    愚痴をこぼさない。思考が凍結してしまう。自分の品格が落ちる。
    結果と報酬を目的にしない。古典から学ぶ。
    心の持ちようを変える。問題の中に答えがある。仕事を遊びにする。どういう仕事でも楽しむ姿勢と取り組みが自分の仕事を生む。
    雑用は脳トレ。澄んだ日常をつくる行動。
    読書→相手を受け入れる行為。やさしさが生まれる
    なにかに価値を与えるのは常に自分。周りをうらやまなくなる考え方を身に着ける。
    自分のしたいことをはっきりと持つ。
    絶対安静時間を持つ。脳の掃除になる。動揺が減る。
    脳に休息を与える。自分の好きなもの、脳や心が落ち着くものを見つける。
    感情は自分自身ではないと自覚する。判断を誤らないで済む
    創造するには当たり前を疑う。創造の時間を大切にする。わからないことから逃げない。

  • 自分の行動や言動などが間違えていないか振り返りするには良い本です。

  • 哲学と自己啓発がミックスされたような内容であった。
    真理のようなものを感じられた。

    一項が短い内容に収まっていて、読みやすくシンプルで良い

  • 具体的な思考の方法が書かれていて参考になった。
    心構えに近いこともあるが、脳に考えさせよ、と言った、新たな発見に近い考え方もあり、これから意識して実践してみようと思う。
    また時期を見て読み返したい。

著者プロフィール

白取春彦(しらとり・はるひこ)

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説、論評の明快さに定評がある。
主な著書に、ミリオンセラーとなった 『超訳 ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『この一冊で「聖書」がわかる!』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『行動瞑想 「窮屈な毎日」から自由になるヒント』(三笠書房) など多数。

「2023年 『超要約 哲学書100冊から世界が見える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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