頭がよくなる思考術 頭がよくなるシリーズ [Kindle]
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2005年10月15日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (98ページ)
感想・レビュー・書評
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自分の頭で考えるとはどういうことかについてヒントを与えてくれる良書。
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これは良い。何回も読みたい。
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哲学書に近い印象。
なるほど。と納得できる内容が多くあった。
繰り返し読んで身につけたい!
◆書いて考えよ
人間は言葉を使ったときにだけ、ちゃんと考えることができる。
◆言葉を正確に理解せよ
理解しているつもりでも、それは相手の意向や立場について分かったということであり、言葉で伝えられた内容の理解はかなり曖昧。
◆脳に勝手に考えさせる
難しそうだと思ったら、とりあえず眺めてみる。
人間の脳は意識的にスイッチを入れなくても自動的に考えてくれる。
何か面倒なコトが起きたとき逃げない限り脳は勝手に考えてくれる。
◆言葉に惑わされるな
機器を使用しないと肉眼で虹は7色と判断できない。知識にあわせて物事をゆがめてみる癖がある。そこに見えないものまで見えているように錯覚してしまう。
◆心配は悪
心配は自分の妄想と遊んでいるだけ。心配は相手を助けることではない。心配していることを何か大事なことのようにいう人と親しくすべきではない。
◆グチをこぼすな
グチは勝手な決めつけで、非難のレッテルを貼りつけること。関連する他のことにもレッテルを張ることとなり、思考が機能不全となる。
◆問題の中に教えを見出せ
問題が心を変えることを教えているかも知れない。耐え続ける器を教えているかも知れない。問題は一変し尊いものとなる。
◆やさしさを持て
まとまった主張や思想を書いた本は、性格のきつい人間のようなもの。読むとは、その人間とつき合うこと。いったん全てを受け入れなければ理解できない。優しさや寛容さがなければできないこと。だか、読書家はやさしい。
◆「あたりまえ」を疑う
あたりまえは間違った言い方。本来は「当然」。これを「当前」と書き、間違って「あたりまえ」と読んだ。
一旦は疑い、自分で調べることで、新しい発見は生まれる。 -
自分の行動や言動などが間違えていないか振り返りするには良い本です。
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哲学と自己啓発がミックスされたような内容であった。
真理のようなものを感じられた。
一項が短い内容に収まっていて、読みやすくシンプルで良い -
具体的な思考の方法が書かれていて参考になった。
心構えに近いこともあるが、脳に考えさせよ、と言った、新たな発見に近い考え方もあり、これから意識して実践してみようと思う。
また時期を見て読み返したい。