リディーは義父の父の甥のマリウスに思いを寄せ愛を捧げたが、母にマリウスが他の女性を妊娠させたと告げられ、マリウスは家を出て行き、リディーの恋は終わった。
そして5年後、マリウスが帰って来て、動揺するリディーに軽蔑の眼差しを向ける。
作者によるあとがき付き。
過去の恋と再会と復讐モノ。
タイトル通り、お互い裏切られたと思う二人。
復讐モノらしくヒロインは悲しい仕打ちを受けまくる。
ヒーローのヒロインへの残された愛情がチラチラと描かれているのが救いかな。
他の人にも裏切りがあって、本当にタイトル通り。
激動の後半で、ドラマチックだったが、ラブストーリーとしての満足感は足りないかも?