Newton (ニュートン) 2013年 04月号 [雑誌]

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  • 素数のふしぎ◆火星の生命を探せ◆二大彗星が到来!◆「口」は進化を語る◆電子顕微鏡で見る花粉の世界◆水面をかけ抜けるには?◆意外に知らない「火」の正体◆料理の核心、加熱のサイエンス◆聖目現象の"陰の司令塔"のしくみにせまる

  • 素数のふしぎは大変引き込まれるもので面白かった。数学のロマンを感じさせてくれる。
    それ以外にもバシリスクの話、まぶたの話、花粉の話に面白さを感じた。

  • 学歴や知識レベルや、知識を実際に実践出来るか否かは別として、人文科学/社会科学/自然科学全てに関心は高く、勉強それ自体は本当に好きだ。

    ただ自然科学のみ、高校受験レベルもしくはそれ以下のレベルで止まってしまっている。

    どんな学問であれ教師の最大の使命は、その学問が如何に奥深く楽しいものであるかを生徒に教えることだと思っている。こうして人のせいにするのは容易いうえに「自分に自然科学の資質や適性は無い」と決めつけていたし、高校時の数学の授業などは苦痛で仕方無かった。正弦、余弦、正接の定義は高校の定期テストが終わった途端に忘れている。

    それが最近変わってきた。

    学生時は理路整然とした論理の山としか感じなかった数学に、
    ・1とその数自身以外で割り切れない素数は神出鬼没で表れ、無限に続いていくこと
    ・円周÷直径は無理数であること
    (昔、ゆとり教育か何かで「今の小学校では円周率は3と教える」と聞いた時は衝撃だった)
    以前から知ってはいたが、落ち着いて考えるとこれほど摩訶不思議なことも無い。素数についての規則性などを証明出来たらフィールズ賞ものだろう。

    筑駒や灘といった学校の中学生が国際数学オリンピックで金賞、などといった話はよく聞く。思うに彼らは、幼い頃に数学の規則性やその真逆の不可思議さに魅了され、最も自由が利く子供時代から数学で「遊んで」きたのだと思う。

    それに、人文科学や社会科学ばかりに親しんできた人間からすると(経済学は数学をよく使うが)、理系の人間が訳のわからない数式の羅列を無意識のうちに記述していく様は、何とも格好のいいものだ(笑)

    多分、今からでも遅くは無い。
    得意科目が数学で東大の文Ⅰに受かる人もいれば、逆に得意科目が英語と古文、苦手科目が数学で理Ⅲに受かる人もいる。要は、それなりに勉強すればどんな人でもある程度は出来るようになるのだろう。
    大好きな、映画やjazzや小説は暫く封印して、まずは自然科学の女王と呼ばれる数学から学び直してみたいと思う。

    最近は仏教の奥深さにも魅了されている、間も無く子持ち共働き夫婦になるためおそらく自由な時間は更に減る、そんな中でも「趣味のように」数学を学んでみようと思う。

  • 資料ID・700034427

  • ・赤外線ハイビジョン暗視カメラで暗闇でカラー動画撮影可能。カメラに免許が必要な時代も近いか。
    ・ラムセス3世をCTスキャン、のどを鋭利な刃物で切られたと判明
    ・ミドリムシからプラスチック。原料石油の削減は期待できるが
    ・セシウムの存在を知らせる蛍光物質。特需となるか、喉元を過ぎているのか
    ・特集「素数」。かなり初歩的なNHK特集レベルだが、愚直に具体的な数を使用しているところが微笑ましいしページ数が少ない中でとにもかくにもリーマン予想までたどり着いたのは良い。「ウラムのらせん」が意味するものは何だろう
    ・火星の生命発見は2020年代か
    ・火の正体、料理のサイエンスなど、TOPICが頑張っている

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