- Amazon.co.jp ・電子書籍 (192ページ)
感想・レビュー・書評
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中央アジア、西トルキスタンでの19世紀が舞台。
絵が丁寧で土地の風習、風俗がわかる上質の漫画。
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結婚式に浮き足立つ双子。結婚というのはどこの国もどの時代も一代事件。羊を下ろすシーンが圧巻。羊が捌けて一人前。それはそれでわかりやすい価値観だよな。「右の母眉、左の父眉。つなぐ眉は父母の愛。夫婦相和し、幸多からんことを」結婚は儀式。なんだよなー。と、つくづくしみじみ。ばさまが山羊をかって子供を助ける姿が勇ましい。手負いの鷹の話はアミルらしいエピソード。「鳥は空を飛んで生きるものです。このまま空を飛べず、人の手からエサをもらって、それでは命あっても生きているとは言えません」
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双子の結婚式やその近辺から見る中央アジアに限らず太古の昔から繰り返し続いてきた風景に見え隠れする営みの尊さ、偉大さ、荘厳が、日常生活と密接に絡んだ自然が相対することが在るだけに厳しくも雄大でそこに存在する生きている力に怯んでしまう。
生きているだけ、いや、生かされ、生きているだけなのにそれ自体が奇跡に思えてくる。非常に陳腐だが現代人が失いいつつあるものがこの漫画にはあると思いました。 -
違う文化の結婚の考え方や儀式の違いが興味深い。双子は相変わらず元気。
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昔の結婚式は、準備がそれはそれは大変で、大きな娯楽で、とても大切な仕来りだったのだろうなぁと思う。
エマもそうだったけれど、森さん、宴会を描くのも日常生活を描くのも、とても重要視しているのですよね。最高です。-
「とても大切な仕来り」
イスラームのおもてなしは、厳しい環境の中に生き続けるための知恵のような気がします。。。「とても大切な仕来り」
イスラームのおもてなしは、厳しい環境の中に生き続けるための知恵のような気がします。。。2014/03/12 -
2014/03/13
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双子ちゃんの結婚式。子供の年齢で結婚して、最初ってこんなものなのかな…と改めて風習が気になる。
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電子書籍にて再読。
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元気な双子編、面白かった。