もしもし下北沢 [Kindle]

  • 毎日新聞出版
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感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりのよしもとばなな。
    下北沢が舞台で実在する多くのお店が舞台になっている。
    この人の作品には基本的に悪い人は出てこないと思う。
    第三者として何か悪いことをする人はいるのだけれど、そういった人でさえ憎めないような何かがある。

  • 言語化できない気持ちを、そのままでいいと、言語化してくれた作品。下北沢が懐かしくなった。

    登場人物のことが好きになる小説。

  • 著者作品を久々に初読。
    コレが、良かった

  • いやあ、よしもとばななさんだいすきなのに、読んでなかった。。。
    想像よりずっととんでもない話だった。もっと、エッセイみたいなものかと。
    うまくいいあらわせないことが沢山文章になっていて、濃くて、くらくらするような小説だった。それぞれの登場人物がどうしてそんなことをするのか、いうのか、すごくよくわかるような気がしたし、読んだ後の私は、読む前よりも色んなことを愛せそうな気がした。

  • お父さんの嫌すぎる死に方で、ひどく弱った親子を
    下北の空気がゆっくりと癒していく。 お母さんの昼間の過ごし方が、うらやましすぎる。

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著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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