みんなで一緒に暮らしたら [DVD]

監督 : ステファン・ロブラン 
出演 : ジェーン・フォンダ  ジェラルディン・チャップリン  ダニエル・ブリュール  ピエール・リシャール  クロード・リッシュ  ギイ・ブドス 
  • バップ (2013年4月23日発売)
3.27
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021137737

感想・レビュー・書評

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  • 70歳前後とおぼしき40年来の友人の二組の夫婦と独り暮らしの男性1人。一人暮らしの男性が息子に施設に入れられたことから、5人で共同生活をすることに。

    ジェーン・フォンダ74歳にしてさすがに枯れているが変わらないスリムなスタイル。そして顔のシワが強烈な女性が出てきたと思ったら「悲しみは星影と共に」のジェラルディン・チャップリンだった。67歳でジェーンより7歳も若いが、顔の雰囲気は残っている。この細い二人とフランス語で人生終章が軽やかなスケッチになった。10年前に見たら遠い先の話だろうが、今や10年後のそう遠くない世界だ。

    「グッバイ・レーニン」のダニエル・ブリュール。この犬の散歩用のアルバイト大学生役が老人達の中で、唯一の若者としてとてもいい。「グッバイ・レーニン」の時は”坊や”という感じでそれほど興味を持たなかったが、当時25歳だったのだ。若型か。今回は33歳、20代後半に見える。

    2011ドイツ、フランス
    2018.19レンタル

  • こういう、昔馴染みの男女の集まりは、実はっていう話が多いですね。認知症のおじいちゃんが、妻を愛していて、不倫をしていると日記に綴り、忘れるたびに読んで思い出し、動揺する場面はなんとも酷い話。最後の亡くなった妻を忘れて、呼びかけて走り行く場面は、死を凌駕していきそうな勢いであるのに、逃れられない先行きへと向かうさまを見ているようで、切ない。

  • フランス語の勉強のために見ました。邦画の死に花と被るところが多々あり。
    喧嘩のシーンや水をかけて追いやるシーンは笑えたけれど、全体的には重い話。エロのすぐ近くに死が見え隠れ。ラストシーンは思わず涙。若い子たちの楽しい共同生活じゃないのよなあ

  • 最近老いについてよく考えるので。
    こんな風に共同生活するのっていいんじゃないかな。
    孤独な老人っていうのはかわいそうだと思います。

  • だらだら見るのが吉。

  •  老人を主題にした映画が増えている気がする。団塊の世代の人々がこれから老人になっていくくらいだから、人数の割り合いが多いからだろう。
     キレキレな若者映画が少ないのも同じ理由なのか?
     水道橋博士は「映画は人生の予行演習」って言ってたけど、映画を通して老いの予行演習をやりたい人が増えているのかもしれない。

     この映画は、ちょうど革命運動の頃若者だった仲間たちが老人になって、一緒に暮らしていく話。まだまだ元気と思っていたが、痴呆が出てきたり、心臓病を患ったり、死の宣告をされたり、いろいろ。そんな老いへの変化に日々直面しながらもなんとか楽しみながら生きている姿を描いている。 
     民俗学を勉強する若者が、あるきっかけで老人の生態を調べることになって老人たちの日常を追う視点がおもしろい。
     素敵に老いたいとか、こんな風に死にたいとか、みんな老いた後のことを妄想するけど、人間はやっぱり思ったように生きるのは難しいものだ。
     そして、痴呆というのはとても悲しいものだよね。
    最後のシーン、涙があふれてきたよ

  • ダニエル・ブリュールがかわいい。こうやって歳を取れたらいいけれど、同じ歳の仲間が近くにいたらきっと現実も受け止められるのだろうか。

  • 笑いあり、涙あり、だけど終末の切なさが漂う不思議な作品だった。文化の違いか日本人の感覚じゃ分からないことも多かったけど…
    最後の終わり方はいろいろ意見があるかもしれないけど、私は良かったと思う

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