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感想・レビュー・書評
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聖書というのは信仰を持つ人だけではなく、学問である限りにおいて全ての人に開かれており、信仰は学としての聖書、聖なる教えからの学びを完成するもの。
知を求め、常によりよい善に向かって生きようとする人間本質に向き合う全ての人に、そして権力や武力、経済ではなく人類に共通する"善"によって社会が治められていくために。 トマス的存在論から発展して、愛の概念を通って真の幸福について考えたり。あらゆる宗教を超えた、真実な幸福のことを話している。
アリストテレス哲学をキリスト教に受容すべく奮闘した哲学者トマスというより、神学者としてひたむきに生きる人間トマスみたいな像が頭に思い浮かぶ。
考えることの楽しさを久しぶりに感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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