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- / ISBN・EAN: 4932545986944
感想・レビュー・書評
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たまたまやっていたのを視聴してみた。
「女装をする男の子」の印象が強かったが、本編の女装はただの主人公のモチーフに過ぎず、自分のやりたいことを見付けるという、まさかのヒューマンドラマで吃驚した。
意外過ぎて釘づけになりながら観てしまった。面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
引きこもりが女装という生きがいを見出し、再生していく物語。
オカマじゃないけど、この人たちってなんだかカワイイし、特に盛り上がるところがあるわけではないのに飽きないおもしろさ。 -
女装娘 とかいて “じょそこ”と読む。
つまり、女装を趣味とする男のことを呼ぶそうだ。
一応言っておくと、自分にそんな趣味はない。
(昔痩せていた頃は、女物のジーパンとか吐いてたけど・・・)
かといって、否定する気もないし、むしろそういう人の感性も知りたい。
という訳で手に取った本作だが、主演の川野直輝ってダレ?
と思ってたら、奥さんいわく、元ジャニーズで、
「タッキー&翼&直輝」になるぐらいの逸材だったらしい。
かといって、この映画を見ても、上記2人ほどのオーラはなく、あどけない。
つまり映画向きか。
女装趣味とオカマとホモ、いろいろ集まるバーがでてくるが、
雄雌関係が複雑になり、人間相関図がわからなくなる。
実際のバーにいったらこういう感じなのだろうか?
360度、どの人間(男)からも絡まれる緊張感。
是非、味わってみたい。
そんな中だったら「私は女一筋です」って感覚も薄れてしま
いそう。
脇を固める俳優人が心強い。
ニートから女装に走った息子に悩む父親を演じるベンガル。
最後には「人間、生きていれば必ず人に迷惑をかけているものだ。」
と、応援することになる。
姉さん役に中村ゆり役も美人だが幸が薄くていい。
監督はこの作品で3度目のモントリオール映画際出品だとか。
次作が楽しみ。