All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫) [Kindle]
- 集英社 (2004年12月18日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (264ページ)
感想・レビュー・書評
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いわゆるループもの。初刊行から10年ほど経ってハリウッド映画化されるという異色の経歴。
終盤オチが見えてくるが、流れ的にラスト通りにしかならないのが辛い。
読切ということで続刊を気にせず読み終われるのが良い。
逆境で奮闘する主人公が好きならオススメの一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
異形の侵略者と戦う少年兵。初陣にして命を落とす最後の日を死ぬたびにループしながら未来を目指す物語。スラング多めで洋画みたぃな一冊。
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映画もよかったでど、オチがいかにもハリウッドって感じなので、個人的には原作のほうが好み。
小畑健の漫画版もイイね! -
読了。
All You Need Is Kill / 桜坂洋
ハリウッド映画化した初(?)のラノベなので、読んでみました。
米タイトルは Edge of Tomorrow
http://www.edgeoftomorrowmovie.com/
飛行機の往復で寝れなかったら暇つぶしにもなるし読もうと思ってKindleに入れて持っていった。
さすがライトノベル。
さっくり行けてしまい、旅先に届く前に読み終えてた。
読んでたら、もしかして終わり方は、こうだったりして...とか想像してたら、その通りになってたので、デスヨネーな感じになったけど。
一気読みできたしなかなか満足できましたよ。
映画内だとファッキンファッキン言ってるのかしら、本文中にはクソクソ言ってましたからw
“戦場なんてものはどの道、ヤバいか、マジでヤバいか、ヤバすぎてどうにもならないかのみっつしかないのだ”
がとってもラノベチックで良いw -
メタ物語を生きることは孤独だ。ゲームの英雄たちは何度死んでもコンティニューせずにはいられない。繰り返すことで掴んだ勝利と達成感。その背後には犠牲となった亡霊たちが漂っている。それはこれまで何周もした世界で戦ってきた敵であり、味方であり、なんども敗れた自分である。彼らに思いを馳せた時、心にぽっかり穴が空いたような…これはそんな気持ちに寄り添ってくれるような小説だ。
スピーディーでリズミカルに頭を流れる文字群。展開がわかりづらい箇所はあったがサクサク読めて面白いものは良い。
キリヤの適応力高すぎ…そうでないとループなんてやってられないか。
同じ1日でも色々パターンがあり、試行錯誤しながら最適解に近付く過程が正にロールプレイング感覚。 -
主人公に対して無情な世界であるが故か、ラノベながら王道なSFと同じ読書感だった。この分野の本は少し悲しい気分になってしばらく読まないでいるけど、また読みたくなる。
最後まで読んだあとにタイトルを見るとまた悲しくなる。
ふぁ◯く! -
徹頭徹尾、All you need is killであった。
Killの目的語は何かって?そいつは読んだ人だけのとっておきだ。
(追記:また蟹座が星座ヒエラルキーのドベをキープしちまうぜ……) -
SF、近未来の戦争です。短くも作り込まれたストーリー、果てのない戦争と主人公の成長に読み進める手が止まらなくなります。漫画から入ったので、いかに忠実に上手に漫画にされたのかがよく分かりました。戦闘シーンの想像は漫画のほうが捗るでしょうが、主人公の心情はやはり小説のほうが読み取りやすく思います。
ラノベと小説の明確な区別が私の中ではついていないのですが、確かに文体としては"軽い"気がします。ただ、この"軽い"書き方がかえって戦闘中の緊迫感や主人公の少年らしい思考を上手く際立たせてくれています。
個人的には、映画はあまり好きではありませんでした(笑) 映画のみご存知の方にはぜひ原作を楽しんでいただきたいです。 -
前半ワクワク。後半がっかり。