万能鑑定士Qの短編集II 「万能鑑定士Q」シリーズ (角川文庫) [Kindle]

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  • 鑑定家が事件を解決する話。
    短編集だけあって、どれも話は短め。かれんの出所など準レギュラーとの絡みが多めだった印象。

  • 主人公の凛田莉子には「慧眼」という言葉がピッタリとあてはまる。

    短編集Iと比較すると圧倒的に短編集IIの方が面白い。
    かつて最大のライバルであった雨森華蓮が登場したり、小笠原氏との安定した距離感など、読みどころが満載であった。

    5つの短編が収録されているが、第5話「チェリー・ブロッサムの憂鬱」が一番面白かった。伏線の張り方も良かったし、終盤の展開のテンポも良かったと思う。もちろん、小笠原氏との予定調和とも思える締めも安定感があった。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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