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感想・レビュー・書評
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ロシア語通訳として、真冬のシベリア長期取材に同行した米原さん。
「日本から暖かさを運んできてくれましたね。マイナス39℃なんて、こんな暖かい日は久しぶりです。」現地の人々のこんな言葉から取材が始まる。
外にでて1分もすると、吐く息が凍って皮膚や眉毛、まつ毛に付き、真っ白になってしまう。
人間や動物の吐く息、車の排気ガス、家庭で煮炊きする湯気の水分が凍り、氷の霧が発生する。
魚を釣り上げて10秒で冷凍状態。
そんな極寒土地でも、住めば都。「モスクワのマイナス30℃は湿気が多く、風が吹くから寒さが骨身にしみる。」という。
子供新聞への記事をそのまま載せているので、文章も平易で読みやすい。
米原さんの処女作でもあるが、好奇心とエスプリは持って生まれたものなのだろう。米原ワールド全開だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「シベリヤ大紀行」の取材班の一員である米原真理さんのヤクートでの旅行記。氷点下39度で暖かいと現地の人が言う。すごすぎる!
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2017/2/15