フットボールネーション(1) (ビッグコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 理屈くさい。スポーツ科学の教科書かな?監修しっかりしてそう。スポーツやる人用かな。フィクションとしてはまだ面白くない。
    自分の中ではまだまだジャイキリの副読本扱い。
    絵は安定してるけどかたい。スポーツ漫画なのにもったいない。
    みんなイケメン〜だけどもっとキャラ立てて。
    語彙が貧弱。同じ言葉繰り返しすぎ。脚注ないとこ欲しかったりあるとこ知ってたり。

  • フットサル仲間に教えていただいて読んだ。まずタイトルはネーションじゃなくてネイションじゃないのだろうかという点が気になるがまだフットボールネーションがなんなのかは物語上は明らかになっていないと思われる。
    ストーリー的には主人公は才能があり、サッカーを楽しんでいるところ、主人公のライバルがサッカーを楽しめていなくて破滅しそうでかわいそうになる。本当は主人公は結構過酷な過去があるけれど本人が気にしていないっぽいので、あまり深刻にならない。
    絵は動きがないが写真のような止め絵としてはとても綺麗だし、作者の前作等に比べてもデッサンが非常に整っていて見やすい。これらを参考に自分のプレー(プレイ)を見直して、真似して見るとちょっと上手くなったような気になったので、今後もストーリーを楽しみつつ、ハウツー本、日本のサッカー文化を理解する本として読んで行きたい。

  • 父がスペリオールを読んでいるので、時々一緒に読んでたんだけれど、最初から読んでみたかったので。
    これが結構面白くてハマりました。

  •  「脚のきれいな選手求む!」
     一風変わったメンバー募集を掲げる東京都社会人3部リーグのサッカーチーム・東京クルセイド。その"東クル"の監督が、草サッカーの有料助っ人・ジョーカーを見かけたところから物語がはじまります。

     本作は「ゆる体操」の高岡英夫さんが協力しており、弱小社会人サッカーチームを強化していく中で高岡氏の身体理論がうまく紹介・説明されています。
     例えば本巻では、現代日本人が多用している腿前の大腿四頭筋はブレーキ筋であり、アクセル筋である腿裏のハムストリング筋を使わなければならないこと、また、ピッチ上での自分や全体を俯瞰的に見る力(深視力)などを扱っています。
     しかも、前者については普段歩くときにお尻の後ろを意識するだけで歩き方が変わること、後者については練習の中に野球のノック(外野のフライ捕球)をするなど、そのまま普段の生活や練習の中に取り入れられるくらい具体的にトレーニング法が紹介されています。

     蘊蓄的な部分も面白いのですが、それが単なる高岡理論の絵解きになっていないのは、本作がストーリー漫画として成立しているからでしょう。
     天皇賞で優勝し、日本のスポーツ理論・身体理論に一石を投じるという野心に充ちた監督。その監督が見つけた逸材である主人公・沖千尋の過去。そして横浜ユナイテッドの若き司令塔・一ノ瀬迅と千尋との関係。大会を勝ち上がっていくというスポーツマンガの王道展開の上に、主人公の過去というサスペンス要素と高岡氏の運動理論が上手く絡められ、3つの要素がうまくブレンドされて物語が形成されています。話の続きが気になりつつ、新たな蘊蓄も楽しみ、という色んな楽しみ方ができる作品です。

     サッカー好きは言うに及ばず、他のスポーツをしている人や、(スポーツをしていなくとも)知識良く旺盛な方にもオススメです。

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