捨てる力 [Kindle]

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  • PHP研究所
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感想・レビュー・書評

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  • 思考力。

  • 羽生善治さんの物事の考え方や捉え方などを知れる本。
    将棋への取り組みを例として話されるが、基本的には全ての人にも共通することだと思う。

    ・単なる知識ではなく、知識を得、それを用いて未知の局面に対応できる力を身につける
    ・今の最善は今の時点のものであり、今はすでに過去である
    ・真似から入って、プロセスを知る。真似をするためにはひとつのことを何度も見て、繰り返しやってみることが大事で、その結果やっとわかることがある
    というのは正に我が意を得たりという感じ。
    また、以前別の本でも読んだが、『年を重ねてくると、だんだん見えてくるのが嫌なんですよ。だから、思っている姿と違う姿になりたいとすごく思います。』というのが、一番好きな言葉。
    名声も実績もある羽生さんが、常に進化を意識し、未知のものを楽しむ姿勢なのは本当にすごいと思うし、見習いたいと思う。

  • 将棋のプロ棋士羽生善治さんの40代の時の考えがわかる本。

    天才と呼ばれる羽生善治さんがどのように考えて、日々過ごしているか、将棋と向き合っているかが分かる。考え方は将棋という世界だで通ずるものではなく、一般の人にも充分参考になる内容。

  • 羽生さんの「力」シリーズ。羽生さんはどんどん表現が一般的、かつ分かり易くなってきている様に感じる。折に触れて振り返る羽生本に追加。

著者プロフィール

1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。1982年、関東奨励会に6級で入会。1985年12月、プロ四段に。1989年、19歳で竜王獲得。これが初タイトルとなる。以降、数々のタイトルを獲得。1996年には、当時の七大タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)全冠独占の快挙を成し遂げる。2017年に、八大タイトル戦のうち永世称号の制度を設けている7タイトル戦すべてで資格を得る、史上初の「永世七冠」を達成した。タイトル獲得は通算99期、棋戦優勝45 回(ともに2022 年6月時点)。主な表彰として、2007 年特別将棋栄誉賞(通算1000 勝達成)、2018 年国民栄誉賞、同年紫綬褒章。さらに2022年、史上初の通算1500勝を達成し、特別将棋栄誉敢闘賞を受賞。将棋大賞は最優秀棋士賞など多数受賞。

「2022年 『改訂版 羽生善治のこども将棋入門 中盤の戦い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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