新ブラックジャックによろしく８ [Kindle]

著者 : 佐藤秀峰

• 佐藤漫画製作所 (2013年5月29日発売)

感想・レビュー・書評

[あああら 1646886番目の読書家さんの感想 · 2022年1月9日]

2021年5月16日記述

新ブラックジャックによろしく第8巻。
佐藤秀峰氏による著作。
ビックコミックスピリッツ2007年8号 - 2010年33号の間、連載された。

赤城に腎臓の提供を申し出る皆川・・・
それを聞いていた近藤、赤城は自分が生まれてこなければと言い出す・・
過去の経験がフラッシュバックする近藤
どうして過去の過ちを繰り返すのかと。

（この辺はどんどん世代が入れ替わるから常に教育する、もしくは情報を広く公開していないとあっという間に知らない人だらけになる）

倫理委員会でも高輪教授の腎臓移植を認める認めないで議論が続いていた。
高輪教授の私欲では無いのかという指摘、医療の発展の為、認めて欲しいという要請
どちらも正しくてどちらも間違っている。
答えの出ない哲学的な部分だ。
最終的には今回の移植手術は認められる事になる。
ただし永大にとっては今後他人同士の生体間移植は認めないと。

赤城への腎臓移植手術が始まった時に赤城の姉が病院を訪ねてくる
皆川はそこで離れてもなお心が縛られるなら、憎んだって仕方ない、
だったら憎むよりも、愛した方がいいんじゃないかと。

印象の残った部分
正義は弱い。
簡単に悪に利用される。
倫理とは不確かなものに過ぎん。
君（高輪教授）の言う通り、国や時代によって変わってしまう物に過ぎん。
もしく倫理を動かしたいなら国を動かせばいい、時代を動かせばいい

STAND BY ME描くえもん第8話
単行本の印税率がいつの間にか決まっている事にショックをウケる主人公。
だから契約書を結べと以下略

[hironakajiさんの感想 · 2018年10月28日]

2017年54冊目
全８巻読み終わりました。
大学病院の研修生として勤務する主人公。自分の思いを通すために大学病院内では大きな波紋を起こします。
もともとのシリーズでは研修で勤めた各医局で問題を起こしましたが、新シリーズでは同じ病院の看護婦に自分の腎臓を提供するということで大学の倫理委員会を巻き込む騒動に。
さて、最後はどうなるか？
いっき読みで楽しみました。

[しんきちさんの感想 · 2016年2月5日]

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