金田一耕助ファイル10 幽霊男<金田一耕助ファイル> (角川文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2001年12月14日発売)
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感想 : 7件
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感想・レビュー・書評
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昭和29年の金田一探偵、「生首風鈴事件」は一旦飛ばす▲幽霊男が訪れたのは神保町のヌードモデル仲介業〈共栄美術倶楽部〉別名〈猟奇倶楽部〉次々とモデルが殺されていく妖気漂う原色怪奇曼陀羅▼戦前の〈由利先生・三津木記者〉ものを思わす猟奇サスペンス、そう思っていた時期もありました。いやいや、ナンバリングに恥じないミステリです。とっちらかりのドタバタ系ですが。舞台が多彩で西荻窪、伊豆、隅田川、浅草六区!と探偵が走る。銀座数寄屋橋の広告塔からの放送は、いまだと〈渋谷109フォーラムビジョン〉にあたるかな(1954年)
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後半は唐突な気がするも、最後のざまあみろ感がすごい。
前半の風呂敷が綺麗に畳まれていくのも気持ちよし。
医者が気色わるし。
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