宮沢賢治傑作選 『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』『風の又三郎』ほか [Kindle]

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著者 : 宮沢賢治
  • ゴマブックス株式会社 (2013年6月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (186ページ)

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宮沢賢治傑作選 『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』『風の又三郎』ほかの感想・レビュー・書評

  • 驚愕。いやあ、面白かったです。
    恥ずかしながら、ちゃんと読んだことがなかったんです。宮沢賢治。
    ま、そういうことは、いっぱい他にもあります。

    「戦争と平和」も実は読んだことがないし。「大菩薩峠」「宮本武蔵」も読んだことがありません。ディケンズもプルーストも未読です。
    カントもショーペンハウエルもニーチェも実は読んだことありません。その他、現代思想系も読んでいません。
    マルクスも「資本論」は未読だし、「千夜一夜物語」も京極夏彦さんもスティーブン・キングさんもドン・キホーテもプーシキンもヘミングウェイも読んだことが、まだないんです。
    「第三帝国の興亡」「世界を震撼させた十日間」「天皇の世紀」、ミラン・クンデラ、まだまだ、まだまだ、いーっぱいあります。
    どれも別に、読みたくない訳ではないんですけどね。なんとなく読んでないんです。
    いつか読みたいな、と思います。ま、楽しみが先に多いのはシアワセなことですが。

    と、いう訳で宮沢賢治さん。
    多分、10代の頃に何度か読みかけた記憶があるんです。
    まあ、割りにどれも短いですから。いくつかの短編は呼んだことがあるのかもしれません。
    でもほぼ、記憶になかったので。

    もうとにかく、文章が素敵…。あらすじは、ほとんど何の意味も持ちませんね。
    だからこう、魅力を情報として伝播させるのがムツカシイ気がします。
    おとぎ話、童話の装いをしながら、その分シンプルに、なんだかグサっと来たり。
    人の悲しさとかさびしさとかやるせなさみたいなものが、ズキーッンと来るんですね。
    そして、ファンタジックな情景の描写が、もう、空中にふわっと浮かび上がるようです。
    そして、なんだかほにゃらら?で終わるような短編にも、不思議な豊穣な文章世界。
    カワイイかんじと不気味な感じと怖さ、残酷さ、俯瞰性。そして何より、平明さ。

    1896-1933の人物なんです。それなのに、なんていうか、口語体はともかく、童話形式、ファンタジー、方言の活かし方、架空世界の創造…。
    どれをとっても、やっぱりぶっ飛んでますね。脱帽です。
    2014年現在のエンターテイメントとしては、地味だし、社会と人生の痛いところへの目線が強すぎるでしょう。だから、なんていうか、食べ始めは違和感があるかもしれません。
    でも、食べてみれば、後味の深さは、尋常では、なかったです。


    ちなみに、全部、青空文庫の電子書籍、スマートフォンで読みました。
    備忘録を纏める上で、どうしようかな、と思いまして。
    まずは主要有名作が詰まっている本を選んで。
    それに収録されているものを、全部、青空文庫で読む。というまとめ方にしました。
    この方式は、本屋さんと出版社には悪いけど、なかなか、便利な気がします。


    ########

    ●銀河鉄道の夜
     これは、ちょっと何ていうか、感想が難しい。率直に言うと、前半は腰が抜けるくらい面白かったんです。でも、後半は、あんまり面白くなかった(笑)。
     で、じゃあ全体にどうだったの?って聞かれると、圧倒的に面白かった。それくらい前半が素晴らしかったですね。
     クソ真面目に書くと、なんだかよくワカラナイ架空の国(ま、それがイーハトーヴなんでしょうが)。少年ジョバンニは、お母さんが病気で貧しくて、でも頑張って生きている。
     友達がカムパネルラ。ジョバンニはカムパネルラが大好き(ふたりとも男子。だと思われる。同性愛的なことではない。と思う)。
    なんだけど、貧しいから少年の社交界の中で、ジョバンニは浮いてしまって、カムパネルラとも遊べない。悲しい。
    お母さんのために牛乳を買いに行ったりする。夜。お祭りやってるけど、ジョバンニは遊びに行けない。他の子は行っている。カムパネルラも。
    悲しい... 続きを読む

  • かの宮沢賢治の作品集です。恥ずかしながら世間で読まれている文学作品を全く知らないので今後知っていく足がかりとして読んでみました。なんとなく知っている作品からそうでないものまで、興味深く読めました。
    元祖ジュブナイル小説といった感じの作品が多い印象。『銀河鉄道の夜』や『よだかの星』などは映像化したら綺麗そうだな、と思いました。ただ、自分の読解力がないのか話のオチがいまいち呑み込めない作品もありました。

  • 初めて宮沢作品を読んだ感想は、現代文学に慣れてしまったせいか新鮮に感じた。賢治の優しい性格が如実に写し出されているように思う。
    作品の中では、注文の多いレストランが楽しく読めた。
    でも、他の作品については壁が高いかな・・
    アメニモマケズ・・これだけは個人的に共感を持て好きと言える。デクノボウですから♪

  • なんとなく読みたくなりました。
    有名どころの話が詰まっていて、どれも懐かしく読むことが出来ました。
    独特の世界観は魅力的で、時代を越えて愛される作品の凄さを見せつけられた気がします。

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