アルゴ<エクステンデッド・バージョン> [Blu-ray]

監督 : ベン・アフレック 
出演 : ベン・アフレック  ブライアン・クランストン  アラン・アーキン  ジョン・グッドマン 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.81
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本棚登録 : 130
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967011913

感想・レビュー・書評

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  • 緊迫感がビシビシと伝わり面白かった。

    お話は...
    イラン革命真っ最中の1979年。イスラム過激派グループがテヘランのアメリカ大使館を占拠し、アメリカ人外交官が人質に取られた。しかし6人のアメリカ人外交官は大使館から脱出し、カナダ大使公邸に匿われる。6人は脱出したことがイスラム過激派にバレたら公開処刑される。CIA工作本部技術部のトニー・メンデスは6人をイランから救出するため、『アルゴ』という架空のSF映画をでっち上げて6人をそのロケハンのスタッフに身分偽変させるという作戦をたてる...

    実話なんです、コレ。
    映画向けにドラマティックに脚色されているとは思うけど、真実はもっと緊迫していたに違いない。
    道路ではクレーンで首を吊るされたアメリカ人がいたんだから。

    ロケハンとして街中に出る緊張感。
    出国前夜のやりとり。失敗した時の言い訳をとるのか、成功の可能性をとるのか。そんな判断を1人が担う。
    そして出国までの緊張感。
    はじめから最後まで魅入った。

    エクステンド・バージョンに本人、トニー、大統領のインタビューがある。
    映画の中での出国シーンも緊迫感があったのだが、事実はもっと緊迫していた。
    死ととなり合わせの時の刻みはどんな感じだったのだろうか。

    カナダの関係者インタビューにもジーンとくる映画でした。

  • 感想変わらず。何回観ても面白い名作。

  • 有名作ですね。何度観ても面白いのはさすが。
    この作品のベン・アフレックは本当にいい。ひげを貯えるだけでこんなにも印象変わるんだとも思いますが、人相から変わってる気がします。さすがの映画人。
    実話を基にしているだけあり、オープニング含めショッキングな暴動の様子は、当時世界中に衝撃を与えた写真や映像を再現したもので、もう世界観からしてギリギリの緊張感を生んでいます。
    映画撮影のフリをして脱出という有名な設定ですが、その荒唐無稽さ以上に、極限の状態で細い細い糸を手繰り寄せる緊張感・その中での葛藤をベン・アフレックが一手に引き受けてここまで重厚な物語にしているのはすごいの一言。

  • 『ARGO』。
    1979年に発生した「在イラン、アメリカ大使館人質事件」の実話を題材とした映画。2012年アメリカ。ベン・アフレックの監督・主演。アカデミー作品賞も獲っている。
    面白そうだったので、Blu-rayを買って観てみる。

    アメリカ政府に反発した怒れるイラン国民がアメリカ大使館に突入し大使館員52人を人質として444日間も拘束したが、その突入時、実は6人の大使館員が大使館から逃げ出し、近所のカナダ大使私邸に隠れていた。イラン側はそれに気づいていない。
    その6人を救出するために、CIAは、なんと「SF映画の撮影のロケハンでイランに入国していたカナダ人」に扮し出国させるという、とんでもない作戦を立て実行に移る…。
    LAに制作事務所を設営し、もちろんポスターも作る。役者にスターウォーズみたいなコスチュームや特殊メイクを施して制作発表記者会見もするし、映画雑誌はそれを本気で記事にする。
    そしてついにCIAのメンデス(アフレック)はイランに入国する…。

    …非常に壮大で荒唐無稽でスリリングなドラマであるが、映画を観ていて最も驚いたのは、映画が後半に差し掛かってきたとき、「この映画観たことある!!」って思い出したことです。
    いやー、びっくりしました♪

  • めっちゃおもしろい!!!!

    なんでこれ映画館で観なかったんだと自分を責めてしまいたくなるような、スリル満点、演出、ストーリー最高の満足度の高い作品でした。

    そして今こんな時代だからこそ日本人の私も決して他人事のように観る事のできない感情が、この映画の怖さを倍増してしまったのかと思います。
    冗談みたいなお話でですがすべて実話なことにただただ驚きです。

    途中の事はネタバレしそうなので言えませんが、ラストはほっとしたもののエンドロールの写真(映画/史実)でまた恐怖をあおってくれるので最後まで気の抜けない映画でした。

    個人的に後悔しているのはイランの革命の歴史については少しだけ知識を入れておくと入りやすいはずです。

  • 前から勧められていた映画。飛行機内で見ました。
    実話を元にしていてなんか本当にこんなことがあるのか、と改めてびっくり。
    最後に本人の画像が流れてたけど、思っていた以上に役者が似ていてさらにびっくり。
    お勧めできる作品でした。

  • 私は序盤の方がつまらなく感じたが、最後逃げ切れるかどうかの空港の瀬戸際のドキドキ感はすごかった。ハラハラして疲れた(笑)実話というのに勝る演出はなく、エンドロールの国旗を焼く写真やクレーンに吊るされて公開処刑されてる写真が印象的だった。革命というのは恐ろしいと心から思った。

  • よくできていたけれど、アメリカ視点満載だった。アメリカ人には受けるのだろうし、アカデミー賞はやっぱりアメリカ人の賞なのだと思った。

  • 途中まではどうなる?どうなる?ってそれなりにワクワクできるんだけど、滑走路のとこにはゲンナリしてしまって、最終的に「カナダはこれでいいの?」とか結構気になってしまって一気にテンションが下がってしまった。そして低いテンションで思い返すと、映画クルーとして市場を歩くところなんかも過剰演出だったなぁー、飛行機のチケットの件もいかにもウソくさいなぁーとか思ってしまうのだった。

  • この映画凄いな。これが実話ってのがもっと凄い。

    こんなことあったなんて全く知らなかった。

    主演兼監督のベンアフレックはグッドウィルハンティングも手掛けているんですねー。

    最後の、実際にあった写真を基に忠実に作りました。みたいなのが良かった。

    おまけ映像に6人?などの話が聞けるのも良かった。
    ほとんどの方が生きている辺りが最近の話なんだなぁと思うと驚き。

    ストーリー
    "CIA史上、最もありえない救出作戦―それは“ニセ映画”作戦だった。"
    全世界を震撼させた、歴史に残る大事件が起きたのは、1979年11月。革命が吹き荒れるイランで、過激派がアメリカ大使館を襲撃、大使館員を人質にとる。彼らの要求は、悪政の限りを尽くしてアメリカに逃げた前国王の引き渡しだった。混乱のなか裏口から6人が脱出、カナダ大使の家に身を隠すが、見つかれば公開処刑は間違いない。絶望的な状況を打破するため、CIAの人質奪還のプロ、トニー・メンデスが呼ばれた。
    トニーの“名案”は、ウソの映画を企画し、6人をロケハンに来た撮影スタッフに仕立て上げ、出国させるという作戦。特殊メイクの第一人者で、『猿の惑星』でアカデミー賞に輝いたジョン・チェンバースが協力、瞬く間にプロデューサーと脚本が用意され、SFファンタジー「アルゴ」の盛大な記者発表が行われた。イランどころかアメリカまでも欺き、タイムリミット72時間のハリウッド作戦が始まった! ところが──絶対にバレると反発する6人、脱出者がいることに気づくイラン、緊迫のなかCIAから作戦中止の命令が! 果たして6人の命の行方は──?

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