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感想・レビュー・書評
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多田と風太。ヒマラヤ。海猫食堂のおばちゃんを看取るまで。
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群青っていうことば、昔から好きだった。一つひとつのストーリーに決め台詞みたいな登場人物の内面のことばがあって、それぞれが味わい深く、しみるし、後を引きますね。
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海猫食堂のおばちゃんが亡くなった。でも暖かい話が、色々とあり、感動的な話だった。。
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すずの母方の親戚の一騒動。からはじまる群青。「人の縁なんてわかんないよねぇ」幸の言葉は皮肉でもなんでもなく素直な感想なんだろうけど。葬式とか遺産とかそういう「死」に関わるイベントを体験することで家族がより家族らしくなるのかなと思っても見たり。「他人の気持ちなんて、そう簡単にわかるもんじゃないってことがわかったっていうか。立場が変われば、おれだっておんなじだなってだからもう起きちゃったことでひがむのはやめた」海街に出てくる子は妙に大人っぽい。「ヘコむことはあっても、ヘコたれない(と思う)」風太のこういう人を視る目が嫌いじゃない。「確率はおみくじほどの意味もない」幸の言葉が心に残る
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