- Amazon.co.jp ・電子書籍 (211ページ)
感想・レビュー・書評
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予想はしてたけどやはり尖ってる。これぞ嫌われる勇気。他人からどう思われるかとか一切忖度せずに書いてる様に思う(多少のかっこつけはあるだろうけど)。
この考え方が好きか嫌いか、合う合わないはとにかく、世の中にはある様々な考え方には触れておいた方がいい。そういう意味で読んだ甲斐があった。まぁおそらくはゴーストライターが書いてるんじゃなかろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
各章ごとにペルソナというのか、モデルケースの人物像が設定されている。それらが持つであろう悩みが提示され、そこに対する意見がつらつらと書かれている。要約すると世論に流されず自分の頭で考えて動け、に集約される気がする。章ごとにペルソナが変わり、職種等々が異なるので、本を通して一貫性が無くなっている。基本的に言いたいことが先に来て、あとから当てはめた感がある。世間一般とは違うベクトルが欲しい時に読むといいと思う。
25歳の君へ
Case1 起業という選択
Case2 本当の働き盛り
Case3 趣味と仕事の境界
28歳の君へ
Case4 結婚と保険と
Case5 「待つ」という言い訳
Case6 マイナス感情の克服
32歳の君へ
Case7 クリエイティビティとは
Case8 人脈とスキル
Case9 情報を得ることの意味
35歳の君へ Case10 利益を生む経営
Case11 友人と包容力38歳の僕へ
Case12 充実した人生の定義 -
ホリエモンの8年ほど前の作品。読んでみてもともとあった思考がシャープにまとまって多動力というワードにつながっていってるんだなと感じた。包容力に対しての考え方は今はどうなったのか興味あり。とにかく思考し続けて情報を得続ける。
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僕自身が堀江さんと性格が似ているところがあると思ったので、経営の参考になればと思って読んだ。(会社の希望は数十分の1だが)
・堀江氏に取って優秀な部下の基準は、僕の代わりに仕事してくれるかどうか
・社員を育てるという発想よりも、会社で育つ人間は勝手に育つ。
・部下に対して情で接していればよかった。でもできない。
・間接部門という考えが嫌い。社内でも自販機とコンビニおいて、利益を出す。アスクルでカップ麺を買った社員への怒り。経費をどれだけ削るか。
・トヨタの奥田元会長と会った時の衝撃。「包容力」が実は大事なのではないかと悩み始めた。
・離婚の時は悲しかった。でも自己否定をとことん繰り返し、それを突破する。ライブドア事件も同じ。苦しくても人間関係を全て新しくして、ロケット事業に打ち込む。 -
将来への不満を抱く『君』との問答、自問自答による一冊
情報を集めること、思考を埋めることでしか不安は拭えない。思考停止こそがオヤジ化への最初の一歩。自問自答を通して『ゆとり』側の経営者の才能の分配による何の見返りやトレードオフについて疑問を提起して、著者自身の今後のテーマとした。 -
・一番の仕事盛りは20代。20代でつくった基盤で後は食って行く。そのために仕事、恋愛、色々やれ。
・タクシーに平気でのれるくらい時給をアップさせろ。
・寂しさへの耐用力が弱いから家族、友達によりすがって現状から抜け出せない。
・一番割を食らうのは少し頭のいい奴。色々見えてしまうからリスクがとれない。ちょっと馬鹿な奴のほうが大きく出れて成功する。 -
初めて堀江さんの著書を読みました。なぜか敬遠していたのでしょうか。
読んでみるとすごくクレバーでよく物事を考えているなというのが第一印象でした。主張していることがはっきりしているから、敵を作りやすいのかもしれないけど、言っていることは大方同意します。
本書で言われるオヤジというのは、年齢的なものではなく、安定を求めてあるいはもうすでに安定した世界にいて思考停止に陥ってしまった人のことを指します。私も少なからず当てはまるところがあったので、いい刺激になりました。
本書からはとにかく自分の頭で考えること、ワクワクする自分をいつまででも持っていたいということを学びました。 -
何冊か堀江さんの本を読んだけど、いつもと同じ一貫した主張が書かれている。
・思考停止しないこと。常に考え続けていれば悩みとか不安もなくなる。
・情報のシャワーを浴びることが大事
・たくさんアイディアを出せることはすごくない。それらをうまく実行できることがすごい
・生命保険には入るな
・結婚してもいいことは少ない
本書では特に仲間の存在意義とか切り捨てることについて多く書かれている。堀江さんはこれまで常に全力で突っ走ってきて、成長する度に、ついて来れない仲間(全員)を切り捨ててきた。しかし目標を同じ仲間と一緒に追い続けることや、バンドでフロントマンが他のメンバーを食わせてるように他の人に自分の時間と才能を分け与えることにも価値を見出していると書かれている。
今現在の考えはどうなんだろうか。