ダークホース リア獣エイブの恋 【DVD】

監督 : トッド・ソロンズ 
出演 : ジョーダン・ゲルバー  セルマ・ブレア  ジャスティン・バーサ  ミア・ファロー  クリストファー・ウォーケン  ドナ・マーフィ 
制作 : ニック・クエステッド  テッド・ホープ 
  • トランスフォーマー
3.05
  • (2)
  • (6)
  • (7)
  • (3)
  • (3)
本棚登録 : 43
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4522178009983

感想・レビュー・書評

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  • ダークホースがダークホースのまま芽も出ず、改心もせずそのままで死んで行くお話。DVDジャケットに書いてあるように「俺まだ本気だしてないだけ」と思っている輩はこの映画観て身につまされてほしい。私も含めて。笑える映画という触れ込みだけど、監督さんが独特の笑いのセンスの持ち主なので合わないとポカーンとするだけになります。主人公エイブの身勝手さは人によっては不快感を感じるかもしれません。エイブの両親役がクリストファー・ウォーケン、ミア・ファローの「ホラーで有名な役者さん」なのが笑えた。ラストの明るいエンディング・テーマが最大の皮肉か。「今日から俺は生まれ変わる♪」

    • ぺこさん
      5552さん、ご返信ありがとうございます☆
      天使にラブソングを…でのお返事も再度してありますので、お時間ある時にでも覗きに来てください♪

      ...
      5552さん、ご返信ありがとうございます☆
      天使にラブソングを…でのお返事も再度してありますので、お時間ある時にでも覗きに来てください♪

      無知なので、恥ずかしながらこの監督さん知らなかったのですが、5552さんのコメントを読んで他作品も観てみたくなりました。
      しょーもないダメ人間…とても他人とは思えないので私もそういう系好きです(笑)
      この映画観た時、「レクイエム・フォー・ア・ドリーム」を思い出しました。
      ただ単にハッピーエンドで終わる映画より、こういう余韻を残す映画の方が案外好きだったりします。

      また参考にさせてください(*´ω`*)
      2018/05/01
    • 5552さん
      ぺこさん、こんばんは。
      再びのご訪問ありがとうございます!

      「レクイエム・フォー・ア・ドリーム」のダーレン・アノロフスキーは一筋縄で...
      ぺこさん、こんばんは。
      再びのご訪問ありがとうございます!

      「レクイエム・フォー・ア・ドリーム」のダーレン・アノロフスキーは一筋縄ではいかない映画を撮りますよね。ナタリー・ポートマンの『ブラック・スワン』や大コケしたらしい『ノア 約束の船』。私はどっちも面白かったです。
      救いようの無いラストのものや、皮肉の効いたものもいいですよね。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』とか、『ローズ・イズ・タイドランド』とか。
      あとダメ人間ものもついつい食指が動いてしまいます(笑)
      今はジェニファー・ローレンスの『マザー!』が楽しみです。賛否両論で圧倒的に否が多いようですが、だからこそ気になります(^-^)

      またそちらにお邪魔しますね。
      こちらにはいつでもどうぞ♪
      2018/05/02
    • 5552さん
      『ローズ・イン・タイドランド』でした(^-^;
      『ローズ・イン・タイドランド』でした(^-^;
      2018/05/02
  • 原題:DARK HORSE (2011年) ※日本公開 2013年
    収録時間:84分

    パッケージのコメディ感溢れる感じとは裏腹に、まさかの鬱展開…。
    主人公の男性、嫌われそうなキャラではあるけど私は嫌いじゃなかったな。
    周りから甘やかされて育ち、弟に比べて何にもない兄の自分をギリギリ保つために、人のせいにしてなきゃ生きてけない、虚勢を張ってるだけに見えて。
    性格もマリーの前でポツポツ出てくる本音や、惚れたミランダに対する態度見てたら悪いとも思えなかった。
    逆にミランダは肝炎をうつしておいて(合意のもととはいえ)、恐らく弟と出来てるわけでしょ?
    そっちの方がちょっとどうかと思った。
    でも、この映画全てにおいて明確にはしてないので観る人によって色々と印象が変わりそうな映画。
    どこから現実で妄想かもよく分からなかったし…。
    最後の方の、家の壁に身長を刻んだ傷が壁紙が剥がれて見えて「パパのダークホース」と書いてあるのを眺める主人公が何とも切なかった。

    “オタク青年の恋が巻き起こす騒動を描いたコメディ。オタクでマザコン、自己中な30代男・エイブは、友人の結婚式で出会ったミランダにひと目惚れ。執拗にアタックを繰り返しつき合うことになるが、彼女のある告白から彼の運命は急展開する。”

  • コメディって聞いていたけど、目に見えて笑えるんじゃなくて、エイブ自身を笑う皮肉さのある作品なのかな。
    劇中でも”Face it.”って言われてるし。
    突きつけられる正論の数々。
    そんな当人に刺さるかは現実同様別の話。
    黄色のハマーはリモコン付きのチョロQで持ってるから、そこに気を取られつつ。
    なによりもエイブ父のカツラに目が行く作品。

  • キャッチコピーは「オレもまだ本気出してないだけ。」

    コメディの棚にあったのにコメディじゃなーい。
    …一応ブラック・ジョーク枠なんだろうが、わらえねーよ。

    この監督(トッド・ソロンズ)の作品、
    「ハピネス」を見たことがあるんだけど
    どっか病んだ複数家族を描いていて、
    中でも普段はまともな医者として世間に接していた父親が
    幼い息子の友人である少年をレイプしていて、警察に捕まる前に
    その事実を息子に淡々と説明するシーンは印象深かった。
    ただ、コメディとして笑えたもんじゃなかった。

    そしたらまただよ!

    主人公のエイブはデブ・ハゲ・オタクの中年男。
    能力もなく、父(クリストファー・ウォーケン)の経営する不動産屋に
    席は設けてもらっているが、まともに仕事もできない。勿論独身。

    しかもその出来ない事をすべて人のせいにして、省みることが無い。
    家では母親、会社では同僚のおばちゃんが同情して面倒見てくれるが
    それをいいことにつけ上がり、金を巻き上げたり、仕事をやってもらったり。
    しかも金の巻き上げ方がセコイ。
    ゲーム(バックギャモン)の勝敗に金をかけているんだが、
    負けそうになると言い訳してトンズラ。

    趣味のフィギュアに関しては、傷物のフィギュアにあたり、
    トイザラスへクレームを言いに。
    「これは欠陥品だろ!」
    「はい…でも開けてしまってはもうどうにもならないんですよ…」

    この辺の店員とのやりとりが店のポリシーと合わなかったのか、
    トイザラスの看板は画像処理でボンヤリ見えないようにされてますね。
    しかし、この映画で言いたいのは実はこれだったりするんですけどね。

    さて、このエイブ君。
    ある結婚式で見初めた女性、ミランダに猛烈アタックを開始します。
    ミランダはミランダで、常に呆けている感じの、アブナイ痩せぎす女です。
    受け答えもきちんとしておらず、いつも上の空。
    明らかに薬かなんかやってんだろコイツ、って感じの女性です。

    演じるは、ヘルボーイのサラ役、セルマ・ブレア。

    この明らかに病んだ女に対して、とにかく喋りまくり(主に自分のことばかり)で
    押しまくった結果、なんとお付き合いOK。
    キスまでこぎつける物の、「アタシ実はB型肝炎。絶賛治療中」。
    キスでうつしちゃったかもだぜ。

    おまけに同居・新居を買うで揉めたり、出来る弟(医者)と揉めたり。
    結婚についても悩んだ所、よりによって元彼を紹介されて訳ワカメ。
    思わずぶん殴ってしまったり。

    そんな荒れ模様で、ついには父から首を言い渡されてしまう。
    車での帰り道、エイブの周囲に様々な人が妄想で現れては彼を責めて行く。

    わかってる、自分の人生がポンコツな事はわかっている。
    だからこそ、そこから目をそむけ、人のせいにしないと
    やっていけなかったのがエイブの人生なのだ。

    妄想で再びトイザラスの店員にクレームをつけるエイブ。

    「こんなもの、欠陥品だろ!」
    「はい…でも開けてしまってはもうどうにもならないんですよ…」

    ここでやり取りしている商品はフィギュアではない。彼の人生だ。
    レシートなんか大事にいつまでも持ってたって、取り換えは効かない。

    …目を覚ますと、エイブは病院にいた。
    会社からの帰り道、事故を起こしていたのだ。
    2か月の昏睡から覚めたエイブは両足を失っていた。

    彼を見守る家族や縁者の中、
    ミランダのB型肝炎は完治、子供を身ごもっているとの事だった。
    勿論(?)子供の父はエイブではない。

    その後、エイブの方がB型肝炎を発症。
    まっ黄色になってしまう。
    そんなエイブに付き添う職場のおばちゃんに、無理やりキスをし、
    道ずれにしようとするエイブ。
    最後の最後まで糞野郎です。

    そして死ぬ。

    なんだこの糞カス男が成長も会心もせずただ死ぬ映画って。
    亡くなるエイブの走馬灯(?)では、張り替えられた実家の壁紙をはがしてみると
    そこには背比べの後と、父親の「エイブ。私のダークホース」という書き込みが。

    自分は遅咲きなんだ、やれば出来るんだ、ダークホースと期待されていたんだ。
    そんなレシートみたいなもんに後生大事にすがってもロクな事はない。

    それで自分が特別な気になっているのかもしれないが、そんなレシート、
    誰もが持っているもんなんだぜ。

    取り返しの効かない人生、そんなもんとっとと捨てて今自分の出来る事、
    やらないことをガンバらないやつはエイブみたいになっちゃうぜ。

    …っていうね。非常に重い話で別にそれはそれで心に残る(刺さる?)話ではあるんだけどさ。
    「コメディ」のコーナーに置くな、っつーんだよボケが!

    仕事の疲れとかストレスとか忘れたくてコメディで笑おうと思って借りたってのに
    なんなのこの仕打ち!!

    しかも最後なぁ。

    エイブの埋葬に縁者が集まるわけだが(ミランダは赤子を連れて)
    デキル兄「あれ、死亡日まちがって彫り込まれちゃってるよ」
    父「まぁ、いいじゃんそんなの(にこり)」

    全く救いがなさすぎて嫌んなるわ。

  • 冒頭がつまらなかったので、これはハズレかなと思っていたら、後半に進むに連れて深みが増すストーリーテリングにびっくりした。なかなか楽しめた。だが、好きな人とそうじゃない人がいると思う。予告編をみて、この映画をみようと思うと見事に裏切られるので注意。

  • くだらない映画
    つまらなかった

    …が嫌いでは無い作品
    トッド・ソロンズ監督の、"暗めの人物"を描写するの毎度すごいなぁと思う

  • よくあるダメな大人がちょっと成長する良いお話かと思いきや……!身につまされました…

  • ダメだ、苦手だ。

  • 表紙とあらすじを見て、コメディ映画かと思い手に取った
    冒頭は少し皮肉が入っていて笑えるかもしれないが
    物語が進むにつれて重い雰囲気になるし笑いも消える

    笑いを期待するととんでもなくつまらなく感じるが
    そういうものなのだとわかった上で観るならかなり面白い
    最初と最後でセリフひとつにせよ受け取り方が変わる
    それでも少し消化不良な部分も残るので、絶賛とまではいかなかった

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