闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉 (角川ソフィア文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2013年7月15日発売)
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感想 : 2件
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感想・レビュー・書評
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旧南朝の残党、いわゆる後南朝の歴史を追った本。ニッチな、とてもニッチな。
南北朝の動乱が集結した後も、後南朝が100年に渡ってさまざまな動きをしていたとは知らなかった。室町幕府に対してさまざまな勢力が反旗を翻し、そこに南朝の後胤が旗印として擁立される。義満の時代に確立したとはいえ、室町幕府の体制は盤石とはとは言えず、後南朝およびそれと結んだ勢力に長い間悩ませられてきた、と。後南朝を通して、南北朝以後、応仁の乱以前の状況がよくわかって非常に面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一般向けの歴史ミステリを期待して読んだが、違ったようだ。より専門的な内容。
関心がある人向け。
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