- Amazon.co.jp ・電子書籍 (254ページ)
感想・レビュー・書評
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結婚=家庭というプロジェクトを経営する。という考え方のもと、結婚にあたり重要な50のポイントを説明している。
まず大事なことは、結婚において、お互いの育ちや生きてきた環境の違いが、お互いの価値観の違いに大きな影響を及ぼしているということ。相手の育ちを理解し、相手の価値観を理解することなく結婚生活を送ることは難しい。育ちの違いから生まれる価値観の違いや、習慣の違いについては、本書でも切り口を変えて何回も触れているので、それだけ重要な点であるということだろう。ただ、相手の価値観を理解できれば、自分と違う価値観の持ち主と生活することは、新たな発見や気づきも多く、楽しいのではないか。違う価値観を受け入れることが苦手な人にとってはそうでないと思うが。
あとは、育児や家事を女性任せにしないこと、「秘密主義」にならないこと、最初から「自分時間」を組み込むこと、そして親のルールを踏襲するのではなく、自分達のルールを決めることなど、参考になる部分が多かった。
結婚の予定がある人でも、結婚の予定はないが結婚願望がある人も、「結婚」というものを考える上で一読しておく価値はあるのではないか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・人は変化するもの。合う合わないより、合わせられるか。今の相性より、30年後に一緒に何をしていたいかが大事。
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仕事と結婚生活を対立軸でとらえず、仕事の延長線上に結婚生活をもってくる。結婚生活もプロジェクトの1つとしてマネジメントしていく。
部分最適化ではなく全体最適化を目指すので、視野が広がる。ワークライフバランスの核となりうるテーマである。
エネルギー量には限りがあり、仕事を頑張ってたら家事をやる余裕はない。なーんて言い訳してたけど、絶対に必要な家事は、誰かがやらなければならない。
自分がやらなければ、パートナー以外にやってくれる人はいないのだ。それを全部相手に押し付けていいのか。それで夫婦といえるのか。
古い価値観にとらわれるとシフトチェンジが難しいが、共働き夫婦には頭を柔らかくして、読んでもらいたい。 -
失敗事例から学ぶ、結婚生活をうまくやるための話。
どこかで聞いた話というか、あたりまえの内容が多い。
けど実際には多分うまくできない人がたくさんいるということ。 -
結婚が遠い未来ではないなと思う年齢になり、
今のままでいいのかと考えた時に読んだ本
結果とてもためになった。
誰と結婚するか、ではなく
その後をどう生活するかが大事だと感じた。 -
妻共に読んで、参考にしたいと思います。
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これから結婚・出産を控える私にとって勉強になることばかりだった!学校・親から教わることでもないから知らないこともたくさんあったし、どんな風に子供に育ってほしいか、接するべきか、夫婦はどんな風であればいいか勉強になった。後悔しないための相手選びではなく、結婚した人にとってまたは結婚を控えている人にとっておすすめな1冊。私はこの本を定期的に読みたい。笑
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ためになるようなならないような。
知識として頭の片隅に置いとければいいのかなとちょっとした学びにはなった気がする。