私は、フジコ 殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫) [Kindle]

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  • 元アイドルの小川ルミに、初めて主役の話が舞い込んだ。高視聴率の再現ドラマ番組で「殺人鬼フジコ」を演じることになったのだ。フジコは十五人も殺害した平成の鬼女として、世間で大きく騒がれた犯罪者だった。大きなチャンスに、ルミは全霊を賭けてフジコを演じようと試みるが……。ベストセラーとなった戦慄のミステリー「殺人鬼フジコの衝動」と、その続編『インタビュー・イン・セル』の間をつなぐ短篇が電子書籍で登場です!

  • インタビュー・イン・セルの前に読んでおくべき1冊。
    そして読んだその流れでインタビュー〜を読むべき。

  • 理解できずに読み終えてしまった。

  • 俳優はドラマの配役イメージがそのままその俳優に影響する場合もある。特に有名でない場合はそのままの「悪」イメージが残ると言う。一度そのイメージがつくと正当な「善」役は回ってこないとも言われ、仕事ととは言え俳優さんのイメージは視聴者が勝手に作ってしまい、そのイメージが継続されるのだ。「寅さん」のような場合も「善良な寅さん」でイメージされたシリーズ物は素晴らしい俳優だと評価されるが、「悪役」的な俳優さんの場合は酷い。

  • 次の話への序章。
    続きが気になる終わり方。

  • 他人に流されず自分の意思をしっかり持って、と思っておこう。

  • 殺人鬼フジコのスピンオフ的な短編。小川ルミが主人公。
    ラストはちょっと驚いた。そうだったのか…。
    「インタビュー・イン・セル」をもう一度読み返したい。

  • これはフジコ系の2作を読んで、まだあの世界観に浸りたい人用ですな。読まなくても全く支障はない。この作者のイヤミスってありがちな人の弱さや、そこから転落していく人の様がよく描けていて、それを読んでチラッとその世界を味わいたいと思うから不思議。最後もスッキリしないのがリアリティがあって良い。

  • 殺人鬼フジコの衝動のスピンオフ。
    読まなくても問題はないけど、インタビューインセルを読む前なら、すこし知識が増えて、面白いかも。

  • 『殺人鬼フジコの衝動 限定版』の付録。シリーズ次作の前日譚。登場人物がどのように関わってくるのかな。

    日常の些細なきっかけで、人生が狂ってしまうことって現実でもありそうで。その落とし穴は誰にでもあるのかも。落ちないようにしないとね。

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著者プロフィール

1964年宮崎県生まれ。1987年多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤中症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーとなり、”イヤミス”の急先鋒として話題に。2015年『人生相談。』が山本周五郎賞の候補となる。そのほかの著書に、『5人のジュンコ』『私が失敗した理由は』『カウントダウン』『一九六一東京ハウス』『シェア』など多数。

「2023年 『まりも日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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